今、見たんですよ。昨日は、唯一の忘年会、といっても友人の男と二人でしたけど、久々のアルコールだったんで、飲み過ぎました。二人でワイン二本開けたかな。「クリスマスに男二人かよ」とか言いながら、5時間近く話し込んで、結構酔っ払いました。
口内炎は歯医者に行ってきつい薬を塗ったら楽になったんで飲んだんですが、やっぱり痛かったです。当たり前ですけどね。歯医者さんから自分で塗れる薬ももらったんで、ま、いいかということで飲んでおりました。男二人にしてはなかなか楽しかったです。
帰ったら1時を回っていて、佐久間さんのドキュメンタリーだけ見ました。30分ですからね。NHKらしいそつのない構成だなと思いましたが、スタジオの空気は感じて頂けたのではないでしょうか。一人のミュージシャンの覚悟みたいなものも、です。
佐久間さんの自選のベストアルバムは3月の上旬発売になったようです。自分でプロデユースしたバンドやアーテイストの曲を一人一曲ずつ選んでます。その最後があのドキュメンタリーのスタジオでレコーデイングしていた「Last Days」です。
で、今、「クリスマスの約束」を見た、という次第、って前置きが長い。拓郎さん、格好良かったでしょう、ってお前が言うことか(笑)。小田さんが1曲目に「the flag」を持ってきたのも拓郎さんを意識して、というか、彼が出るからこその選曲だったでしょうね。
同時代、同世代の人たちに向けた歌。あの曲は小田さんの50代になった最初のアルバム「個人主義」の中の曲で、「ラブストーリーは突然に」で”ラブソングの巨匠”になった彼が、初めてに近い形で同世代に向けて歌ったメッセージだったんですね。何しろ”武器”ですからね。
女性のファンの中には”武器”と歌う小田さんに驚いた方もいらっしゃったんじゃないでしょうか。でも、僕らにとっては強い共感を感じる頼もしい一曲でありました。オフコース時代の「生まれ来る子供達のために」とあの「the flag」は特別な曲でしょうね。
言葉は正確じゃないですけど、拓郎さんの「こうしてステージで歌えるのは幸せ」という発言は真実味を感じましたよね。来年が楽しみになりました。6月にライブと公言してしまいましたからね。その時を楽しみにしましょう。来年は氷室さんのツアーもあるし、ここ数日、来年のいくつかの企画の話も出てますし、楽しい年になりそうです。
あの日の出場者の中で、初めて拓郎さんの歌を聴いたという人は多かったんでしょうね。いきものがかりの水野さんも、そうだったようです。いきものがかりのツアーファイナルの打ち上げで、彼と、拓郎さんの話になったんですよ。「経験したことのない存在感」と言っておりました。楽しい打ち上げだったとあの日書いたのは、そんなやりとりもあったからでした。
というわけで一日遅れのクリスマスも終わり。2013年も後1週間を切りました。明日はザ・タイガースの東京ドーム。どんなライブになるんでしょうか。曲ですね。「the flag」。僕の中の旗はまだ倒れずに立ってます。ボロボロですけどね(笑)。じゃ、お休みなさい。