今、幕張のビジネスホテル。さっき千葉県文化会館で坂本冬美さんを見てここに来ました。明日の「MIND OF MUSIC」は、彼女のカバーアルバム「Love Songs4」の特集。本人インタビューもあるんですが、僕はスケジュールが合わず、パートーナーの小島さんにお願いしてしまったんで、せめてライブを見て、ということで来ました。初冬美さん。貫禄の様式美でありました。
で、明日の進行台本を書いて、明日、その後にインタビューするRADWIMPSのアルバム「×と○と罪と」を聞いております。このアルバムがすごい、壮絶なくらいに桁違い。次元が違うと思えるくらいのラブソングアルバムなんですね。バンドの領域や作詞作曲などという既成概念を遙かに超えてしまっている。
野田洋次郎さんの才能は、すでに承知しているつもりでしたが、ついに、その全貌を見せたというんでしょうか。軽やかに伸びやかに、これまでの評価を塗り替えてしまうでしょう。インタビューが楽しみと言うより、どうしようという感じ。このアルバムを語るには、ボキャブラリーも力量も足りない、太刀打ち出来ないと思わせられる、そんなアルバムです。しどろもどろになりそうですよ。
というわけで、アルバムの最後の曲「針と棘」という曲を。発売は12月11日なんで、まだ聞けないでしょうが、アルバムの最後の曲。救済というのは、こういう曲を言うんだと思います。是非、機会があれば。じゃ、お休みなさい。