昨日、何となく気分が晴れないんで、「あまちゃん」の録画していた分を見ていたんですよ。20回分くらいか、もっとかな。ずっと貯まってたんですね。そうしたら、たまたま見た回で、宮本信子さんの演じる夏ばっぱの年齢が出てました。67歳でした。そうかあ、そうなのかあ、という感じでありました。
やっぱりそういう年齢の人はこういう感じなんだなあ、と妙に感心してしまった、というんでしょうか。まあ、自分がそういう一般的な年齢とは相当にずれているという自覚は強く持ってますが、ああやって目の前に見せられるとひるみますね。人は年齢からどこまで自由になれるのか、とかね。
自由になんかなれるはずないわけですけど。結局、そこに縛られて生きてゆくんでしょうけど。何だろうなあ、いきなりホラ、と突きつけられた気がしたわけですって、何を言ってるんだ、でしょうね(笑)。普段、そういうことを考えてなくても、突然、襲われた感じなのかな、不意打ちね。
「あまちゃん」について書くのは初めてじゃないでしょうか。見始めが夏でしたからね。あんまり周りがおもしろいというんで見たら、やっぱりおもしろかった。色んな隠しネタがあったりして、「わかるかなあ、わからないだろうなあ」的なくすぐりがあったりして、確かに、みんながそう言うわけだ、という感じでした。
震災を舞台にしているのもNHKぽくない気もしましたしね。リアルに身近に感じたりします。まだ10回以上残ってるんで、暇を見つけて見ようと思ってます。とは言え、「ロス」を起こしている人たちほどは入り込んでませんから、終わってからの空白感はありませんけどね。
というわけで、慌ただしい日が続いております。今日も「BEAT CHILD」の監督、佐藤輝さんのインタビューをしておりました。尾崎さんのPVでも知られる映像作家。彼の話は前にも書きましたね。ということで、この暖かさは何なんでしょうか。曲ですね。北三陸の人たちがこの歌を歌うシーンはやられました。67歳には泣ける使い方でありました。「いつでも夢を」を。じゃ、お休みなさい。