でした。正式には日本民間放送連盟賞というんですね。最優秀賞1作品。優秀賞6作品が発表されてました。最優秀作品は北日本放送。テーマは介護とビートルズ。地元でアマチャアのままビートルズを歌っているという介護福祉士の女性のドキュメント。なるほどなあ、という印象でした。
”介護とビートルズ”。この二つのキーワードだけで”参りました”でしょうね。勝ち負けで例えるのは不謹慎かもしれませんが、団塊の世代にとって一番切迫したテーマと一番好きなテーマ。ともすれば深刻になってしまうテーマを音楽と組み合わせた。着眼点に敬意を表したいです。
でも、報道、教養、エンターテインメント、生ワイド各部門全受賞作で、FM局の受賞は僕らの「永遠のザ・フォーククルセダーズ~若い加藤和彦のように」を出したFM802とFM青森だけでしたね。AM局が頑張っていたということでしょうか。
僕らの番組はFM COCOLOで放送されたんですが、姉妹局というか、親局のFM802でも流してくれたようですね。そちらからの出品ということになったようです。ありがたいことでした。ラジオは不振だとか、低迷だとか言われてますけど、地方のラジオ制作者には番組作りの熱意の持ち主が健在なんだと思いますよ。
実は、2001年に最優秀をもらったことがあるんですよ。その時の放送局はNACK5。テーマは「イムジン河」でした。あの曲はどうやって誕生したのか、なぜ当時あの曲が発売禁止になったのか。そして、なぜリアリテイを失わず、歌い続けられてきたのかを追ったドキュメンタリー「イムジン河2001」。同じく連盟賞ラジオエンターテインメント部門の最優秀賞だったんですよ。
ただ、あの時は企画構成で、DJは坂崎さんでしたからね。今回は自分で構成して自分でしゃべっているわけで、しかも、テーマが加藤さん、ゲストがきたやまさん。大げさに言えば巡り合わせを感じたのですが、そうそううまくは行きませんでした。ということで報告終わり(笑)。
明日は「J-POP TALKIN’」のスタジオ作業。早いんですよ。曲ですね。介護ということで真っ先に思いつくのはこの曲でしょう。Mr.Children「あんまり覚えてないや」を。じゃ、お休みなさい。