まだ来てません。雨も降ってません。さっき帰ったんですが、電車はガラガラでした。そうですよね。朝の天気予報だと夕方から夜は暴風雨、みたいな感じでしたもんね。「MIND OF MUSIC」も予想外の台風情報が入ったりして、多少、話が尻切れトンボになってしまいました。まあ、自然には勝てません
ちょうどニュースも天気予報もやってない時間なんで、状況が分からないですが夜中に来るのかな。九州とか四国とか、すでに大雨が降っているところもおありなんでしょうね。朝、海浜幕張に降りた時は結構降ってましたけど、今は、渋谷も降ってませんでした。
渋谷公会堂の「きたやまおさむ・アカデミックシアター・加藤和彦物語」でした。今年の3月にもやってるんですね。僕は映像でしか見てなかったんで、やっと、ということになりますが、内容はかなり変わってました。きたやまさんが「フォークルは同じ事は二度やらなかった」と言ってましたけど、そういう感じでしたね。今回の方が音楽寄りに整理されている印象でした。
ゲストが坂崎さん。ゲストじゃないか。第四次フォークルの当事者ですもんね。松山猛さん、杉田二郎さん、アマチャア時代のメンバー、平沼義男さん、そして小室等さん。バックは、第四次フォークルのアルバムにも加わっている加藤さんが親しくしていた”多国籍”バンド。前回もそうでしたね。
小室さんが加わっていたのが良かったですね。彼は、フォークルが初めて東京にやってきた時のコンサートを客席で見ていたんだそうです。それも渋谷公会堂。67年のことですね。きたやまさんが”もし、東京と大阪の間に誰かが線を引いて、行き来が出来なくなったとしたらどうしますか”と言って「イムジン河」を歌ったと言ってました。彼は「日本のフォークソングに初めてリアリテイを感じた」ということでした。
今、テレビのニュースが始まりました。台風は愛知県下に上陸するところのようです。ということはこれからか。夜中になりそうですね。僕の住んでるところは大きな川がない住宅地なんで、雨の心配はないんですが、出窓があって、雨戸がないんですよ。硝子が剥き出しなんで、風が怖い。どうなるでしょう。
何の話だっけ。フォークルだ。小室さんが「イムジン河」に新しい歌詞をつけて歌ってました。そうやって歌い継がれて行くのもいい話ですよね。口伝え、伝承性。「イムジン河」がそういう歌になりつつあるということでしょう。もともと、というか、68年に発売中止になってから、ずっとそういう歌だったわけですからね。
何を書こうとしたんだっけ。そうだ、きたやまさんが最後に加藤さんの遺書を紹介してたんですね。”今の音楽は自分を必要としてない、自分も音楽を必要としてない”とあったんだそうです。他人事じゃないなあと思ったんですよ。どんな仕事であれ、ある程度年齢になった方は、同じような場面を迎えるんでしょうけど。
うーん、湿っぽくなりそう(笑)。そんなこと心配しなくても来る時は来るということで、この話は終わり(笑)。東京は明日の午前中からだそうですよ。夜中じゃなくて良かった。どうやって仕事場に行くかだね。ということで、バレンテインの新記録を見て寝ます。曲はやっぱり、これか。「イムジン河」を。じゃ、お休みなさい。