このブログで”J-WAVE”という言葉が出るのは初めてじゃないでしょうか。たぶん、、そうだと思います。こう言ってしまっては何ですが、全く縁がない(笑)。あの六本木のビルにもスタジオにも足を踏み入れたことがない。関東地方には、他にもFM局、AM局があります。他はどこも何らかの形で行ったことがあるのに”J”だけないんです。
まあ、ああいうおしゃれな局とは縁がないというのは、むしろ個性だと思って良いのかも知れませんけど、でも、やっぱり忸怩たるものはあるわけです。というような話じゃないんだ(笑)。ライブですね。今年が14回目というライブ。代々木の国立第一競技場。午後3時から丸6時間。長かったですけど、あっという間でもありました。
出演は、androp、THE BAWDIES、平井堅さん、flumpool、秦基博さん、サカナクションという6組。それぞれ45分程度、中身の濃いライブを展開してました。6時間でも野外じゃないですからね。それなりに疲れはしましたけど、久々、良い時間でした。
最近、特定のアーテイストを見ることが多くて、一度に何組もというライブは機会が少なくなってるんですよ。THE BAWDIESもサカナクションも、今年のツアーに行けませんでしたから、見ておかないとということもありました。中でもサカナクションですよ。すごかったです。
テクノもロックもダンスも全部融合してしまった。バンドもコンピューターもです。全員フロントでパソコンの前で並んでいたかと思えば、楽器を持ったバンドスタイルでもと両方使い分けたバンドを初めて見ましたね。しかも、ライトショーのように照明などとも連動している。組曲みたいな構成でその両方のスタイルで演奏してしまう。
少なくともライブに関してはYMOを超えたと言ってしまって良さそうです。新しい時代のロックを見た印象ですね。海外にもチャレンジして欲しいと思いました。”J-WAVE”ライブは今日から三日間。毎日日替わりです。僕のNACK5の「J-POP TALKIN’」のデイレクターはフリーで、J-WAVEの「グルーブライン」も担当していることもあって、今日だけ入れてもらったんですが、やっぱりアウエイ感はありました(笑)。
知った顔がいないのは、明るいときはそれなりに疎外感はあるんですけど、ライブが始まってからは関係ないですからね。ぼーっと一人でライブを見ているというのは、一番好きな時間かもしれません。というわけで、曲です。あらためて良い曲だなあと思った曲を。秦基博さん「鱗」を。じゃ、お休みなさい。