「MIND OF MUSIC」の特集です。インタビューは先週終わってます。26日に発売になったセルフカバーベスト「DREAM」を紹介しながらです。彼女に会ったのは今回が初めてでした。90年代当時はテレビで見ていただけですね。アイドル中のアイドルという感じでしたからね。
アルバムが良いんですよ。実は、先週か、大阪に行った時に新幹線の中で聞いてたんですけど、思わず声を上げて泣きそうになったくらい。イヤホーンで聴いてましたからね。入り込んでしまうせいでしょう。思わず、何が始まったんでと襟を正して、そのまま落ち着かなくなって泣きそうでした。
隣に人がいましたから何とか我慢しましてけど。何と言うんでしょうね。音楽に救いを求めているというか、必死に何かにすがろうとしている、というか。凛とした覚悟みたいなものが伝わってきたんですよ。ああいうアルバムはめったにない感じでした。
プロデユースとアレンジが武部聡志さん、言わずと知れたユーミン、拓郎さん、一青窈さん、テレビの音楽番組。手練れ中の手練れ。原曲の小室哲哉サウンドを一掃して、フルオーケストラとかゴスペルとかピアノバラードとか、曲や言葉に合わせて作り直している。彼女の歌に寄り添ったり支えたり、励ましたりしてるようなんですよ。
歌の世界、言葉の一つ一つが、この数年の彼女のつまずきや不遇を歌っているようにも聞こえるドキュメントみたいなシリアスさ。緊張感もあるわけです。日本の社会というのは、一回失敗した人には不寛容というか、門戸が狭いですよね。でも、音楽はそうじゃない、音楽だから救える事もある。そんなアルバムです。
というわけで、ちょっと早いですが、そのアルバムから。泣きそうになったのは、ゴスペルになった「LOVE BRACE」と「LOVE Is ALL MUSIC」。どちらでも、という感じですが。気品、という意味で「LOVE BRACE」を。じゃ、お休みなさい。