「J-POP TALKIN’」の今度のゲストですね。4月24日にアルバム「Shout to the Walls!」が出ます。壁にむかっれ叫べ。良いタイトルだなと思いました。こんなに閉塞感の強い時代なのに、そういうことに対して苛立っているように見えるバンドが少ない気もしていたんですが、そこに踏み込んだアルバムですね。
かといって政治が悪いとか、大人の社会が、という単純なところに行ってない。もちろん政治も悪いし大人が作り上げたこの社会に問題があるわけですが、そういうことを歌ってない。もう少し文学的というか、内省的というか。観念的というか。それでいてバンドのパッションが炸裂しているようなアルバムです。
会うのは二回目かな。ライブは4回くらい見てますね。くらい、はいい加減か。4回見てますね。バンド冬の時代ですからね。猫も杓子も、という言い方は古いか。猫にも杓子にも失礼か。何で杓子というんだろう。猫は解るけど。猫もお箸も、とか、猫もスプーンもとか、じゃ駄目なのか。猫じゃなくても良いんじゃないかとか。
要するに、総じて、そうなってるということなんでしょうけど。その後、何を書こうとしたんだ。猫も杓子もアイドル全盛、と書こうとしたんだ。ロックバンドがいないとシーンは気が抜けたようになりますし。期待したいバンドの一組でもあります。壁、壊したい。突き抜けたい。いくつになっても変わりません。
というわけで、曲です。昨日、「ANNG」を聴きながら原稿頑張ったんですよ。予定より進んだのは良かったんですけど、今日は反動で頭が痛い。無理は効かないわ。Nico Touches The Wallls、アルバムの一曲目「鼓動」を。じゃ、お休みなさい。