すごいタイトルでしょう。昨日、お話しした30年前に大阪のスポニチに書いた連載ですよ。一ヶ月間連載。回数は22回でしたね。もう少し多いかと思ってましたけど、平日だけだったんですね。最初に書いた矢沢さんはもう少し多かった記憶があります。毎日は負担が大きいというんで、平日だけになったのかもしれませんって、あんまりよく覚えてないんですよ。
何でタイトルがわかったかというと昨日の書き込みにあったんですね。「それ、ファンの方が全文書き起こされてますよ」と教えてくださいました。すごいねえ。全文載ってました。多少、起こし間違いなのか、原文が違うのか、誤植めいた部分もありましたけど、丸ごとありました。ちょっと読んでみましたけど、面白い。自分でいうのも何ですが(笑)。
”誰も書かなかった”というのはスポニチサイドがつけたんですが、確かに、30年前に、沢田さんについて、こんな風に書いたものはお目にかかった記憶もないんで、過剰タイトルじゃなかったかもしれませんね。今でもあんまりないかも、です。白書、というのもその頃流行った言葉でしたね。30年前ね。1983年であります。
全文を書き起こしてアップされていたのは、私設ファンサイトを運営されている方で、日付は99年になってました。99年、まだこんなにネットが定着してない頃にこれだけのことをされていたのは敬服に値します。が、ですよ。多少、複雑な感じもあるのも事実ですよ。あった、とか、読めました、と驚いたり喜んだりしているわけで良いのかなと。
その方が最後に”田家さんは、今は、グレイや浜田省吾の本も書かれてます。まだ連絡が取れてません”と書かれてました。まあ、簡単に言えば無断で書き起こしました、と明かしているわけです。堅い言葉を使えば、著作権を無視しているということになるでしょうね。確かにねえ。もし、その時点でそういう連絡を受けたら、どうぞ、とは言えなかったかもしれませんしね。
自分で、面白く書けたなと思ってるわけですから、当然、いつか本にしたい、なれば良いなという気持ちがあるわけです。ネットにアップされると、その価値は薄くなったりもするでしょう。ですから、その当時だったら、困ります、になったような気がしますね。まあ、実際にそうなってみないと分かりませんけど。その方の話しぶりに好感を持てた、ということで「いいですよ」と言ってしまうかもしれませんし。
矢沢さんの連載は、ファンクラブの方が、矢沢の資料サイトに残したいと言われて、それは了解したんですね。会員制のサイトでは読めるみたいです。それもどっちが良いかということもあるんですよ。会員しか読めないところに残されているよりも誰でも読める無料サイトの方がフェアという言い方も出来ます。
ごちゃごちゃ書いてるねえ。これだけでタイムアップになりそうであります(笑)。もう30年も経っているわけですから、今から本に、ということも難しいでしょうし、だとしたら、こういう形で残っていることに感謝すべきなのかなあ、というのは率直な気持ちでしょうか。でも、読んでいて。今の沢田さんなら、どんな読み物になるだろうと思ったのも確かです。このファンサイトを運営されている方のお力で、何とかなったりすると嬉しいですが(笑)。
うーん、「ジュリーとショーケン」までたどりつけませんでした(笑)。花粉、多少、薬が効いているのかもしれません。でも、喉はかすれてます。NACK5「J-POP TALKIN’」の高橋まことさんの収録、何とか終えましたが、声、ひどいです。ガラガラ。明日の放送だ。お聞き苦しいかもしれません。
というわけで、曲です。83年、この連載が続いている時のジュリーのヒット曲を。「晴れのちBLUE BOY」を。じゃ、お休みなさい。」