というと大げさですね。一年二年とかの長い時間離れていたわけじゃないですし。英語で言うとホームカミング。戦場に行っていた兵士がふるさとに帰ったという感じですよね。そういう意味じゃ帰京というニュアンスの方が強いですね。東京に帰ってきた。そういう感じはありますよ。
家の玄関を開けた時に中の匂いに人の気配がしなかった。まるで、ショールームに入ったようなひんやりした感じがしましたからね。ああいう感覚は、初めてしれません。家って、こうやってヒト気を失ってゆくんだ、という気がしました。
東京は暖かいですね。出かける時のあの身を切るような寒さはどこかに行ってしまった、というくらいに暖かい。わずか二週間の間にこれほどに天気が変わるんですね。いいときに行っていたということになるんでしょうか。これ以上長いと、今度は東京に適応しなくなったりもするんでしょうし。
3月ですもんね。2月とは違ってあたりまえでしょうけど、今、降っている雨も春雨という感じです。一過性のシャワーのようなハワイの雨とは違いますね。そう、昨日の書き込みの中にありましたけど、ハワイってやっぱり芸能人のイメージが強い。それはどう考えればいいんだろう。
芸能人の見栄やファッションの島だと思っている人も多いんでしょうし。それは、一面的なイメージであって、島を訪れるいろんな人たちの中には芸能人もいる。でも、彼らはまだ目立つし経済的な余裕もある。行動も派手、何かと話題になる、ということじゃないかと思うんですよ。
もっと、行ってしまえば、遊び慣れたそういう人たちも魅了してしまう。格安ツアーでゆこうが、チャーター機で行こうが、同じように受け入れてくれる。もちろん、お金を使えば使うほど、それなりに高級な場所や楽しみ方はあるわけですけど、それだけじゃない。そうじゃなくても十分に楽しめる。そういう島ですね。
というような話はそろそろおしまいにして、東京モードに戻りましょう。東京も、人によってそれぞれ感じ方やイメージが違う街なんでしょうし。住んでみないとわからない。時間がたったからわかることもある。まあ、それはどこの街でも、人が住んでいる場所はどこでも同じでもあるんでしょうけどね。
眠いです。機内食の肉が胃に重いです。というわけで、3月です。曲ですね。東京を歌った曲。福山雅治さん「東京にもあったんだ」。上京してから時間が経ったからこそ歌える歌です。じゃ、お休みなさい。