今、何時だ、九時ら、とか言ったりして。君はあのねのねか(笑)。夜九時半を回ったところです。相変わらず風が強いのと、時折シャワーみたいな小雨が降るというお天気。何でも、今年のハワイは異常気象で、お正月は一週間くらい雨だったんだそうです。こっちに住んでいる人がクレージーと言ってるようです。
鯨、見えましたけど、瞬間でした。結構波が高かったせいもあるんでしょうね。波間に消える背中と水面に持ち上がった背びれが見えました。でも、その時くらいでしたよ。見損なった人も多かったみたいです。大きな船で、ホエーウオッチウングだけじゃなくてランチバイキングとかも一緒のプランだったんで、そっちに霧中という人もいました。
鯨はオアフ島よりもマウイ島の方が近くて見えますね。以前、マウイ島のホテルから見たことがありました。その時は、陸地から肉眼で家族で泳いでゆく姿が見えました。潮を噴き上げながら悠然と水平線に消えてゆく鯨の家族を見ながら涙が出そうになったことがあります。
地球に暮らしている、海を住処に自由に生きているという感じがひしと伝わってきました。でもねえ、日本の戦後の復興の一翼を担ったのが捕鯨産業だったことも紛れもない事実ですからね。人間と鯨の関係は複雑なものがあります。とは言え、絶滅させてはいけない動物であることは間違いありません。
小学校の時、同級生に父親が捕鯨船の乗組員という子供がいましたけど、お父さん、ヒーローでしたもんね。担任もそのお父さんを特別扱いしていて、全校生徒の前で話をしてもらってました。確かに、勇壮なドラマかもしれませんが、ああやって泳ぐところを追い詰めて銛を打ち込むわけですからね、どうなんでしょう。
というわけで、今日も強風ではありましたが、おおむね快晴でした。でも、泊まっているコンドのエレベーターの音がうるさいというやっかいなことも出てきました。眠れないんですよ。今、ハイシーズンで満室。ここは、指定した部屋でもあるんで、じゃあ、ほかの部屋というわけにもゆかない。3泊目。まだ、先は長いです。
明後日は結婚式があるんで、明日は、そのための準備とかあるのかな。僕はないですが。かみさんの方がね。彼女の親友の娘さんなんですよ。というわけで、曲だ。鯨が飛び跳ねるジャケットだったMr.Childrenのアルバム「SENSE」に一曲目「擬態」を。今年のap bank fesは復興支援に特化するために休演なんだそうです。寂しい夏にならないようにしないとね。じゃ、お休みなさい。