ユーミンのベストアルバムのタイトルです。今日の「MIND OF MUSIC」、二週間にわたっての特集の後編でした。今回のベストは、彼女のマネジメントやレコード会社の女性スタッフが選んだ45曲が入ってます。タイトルにあるようにラブソングばかり。それもドラマテイックなものが多いです。
3枚組でそれぞれにストーリーのような起伏がある。出会って恋に落ちて、うまく気持が通わなくて嫉妬してという誰にでも当てはまるものばかり。彼女のベストは、四季に沿ったものとか、コンセプト色の強いものが多かったですけど、これだけラブソングが並ぶと圧巻ですよ。
本人は全くタッチしてなくて、「一番好きな曲は、ここに選ばれてない曲、という人が居てくれることが最大の宝物」というコメントも出してます。本人が選ばない方が特徴が出やすいという例かも知れません。もちろん本人も否定的ではなくて、番組にメッセージもくれました。
そういうアルバムですからね、いつものような”曲解説”みたいな切り口はやめて、曲を使ったストーリーに沿ってやってみようと、架空のカップルのストーリーを作ってやったんですよ。主人公は由実子さんと勉君。由実子さんはユーミンだからで、勉君はデイレクターの名前です。
そうしたら、彼の初恋の相手で振られてしまったのが由実子さんという名前だったことが判明して、架空のはずのストーリーが俄然、現実感、リアリテイを持った、という偶然の面白さもありました。送られてくるメールも、ユーミンの歌と自分の恋愛体験だったりして、なかなか華やいだ番組になりました。
週末、渋谷の駅とかユーミンの曲がガンガン流れてましたよね。10年くらい前まではそうだったんだよなとちょっぴり懐かしくなりました。年末恒例でしたもんね。街はクリスマスムードになってます。昨日行ったさいたまスパーアリーナ近辺は完全にクリスマスでした。
西野カナさん、初アリーナで臆したようにも見えず天然ぶりを発揮、大物ぶりを見せてました。世代を代表する一人として更に大きくなって行きそうです。というわけで、再校は明日戻せます。12月17日発売、確定したらすぐにお知らせします。予約、よろしくお願いします。
曲ですね。「日本の恋と、ユーミンと」の一番新しい曲「ダンスのように抱き寄せたい」。年輩のラブソングです。”どんなに疲れ みじめに見えてもいい”というところがユーミンマジックでしょうね。じゃ、お休みなさい。