素晴らしかったですね。当然かもしれませんが、4本の集大成。声も歌も演奏もライブならではの張りも艶もあって緻密。音の全体像と歌の位置。見事でしたね。撮影が入っていたということで多少、MCによそ行き感があったのは、ま、ご愛敬みたいなもんでしょうか。
昨日、もっとやれば良いのに、と書きましたけど、これで良いのかもしれませんね。もっと歌いたい、もっとやりたい、と思うくらいが一番集中力のあるライブになるんでしょうし。欲張っちゃいけない、腹八分目というのが一番身体に良いというのと同じかも、ですね。
選曲も良かったですよね。意外性もあり、古くからのファンも喜ぶような気配りもあり、今の心境や心情がにじみ出るような曲が並んでいる。新旧のちりばめ方や曲調の心地良い流れ方。沢山聴いたなという満足感もあり、一瞬たりとも飽きさせない。唯一無比のステージでありました。
でも、関係者、多かったですねえ、って自分のことを棚にあげて、ですが(笑)。70年代音楽史を見るような顔ぶれが揃っておりました。ひょっとして、これが見納めと思った来られたのかも(笑)。その顔ぶれも流石、という感じでした。どこかで拓郎さんと接点のなかった人の方が少ないでしょうからね。求心力、衰えず、です。
DVDも出るでしょうし、新たなレコーデイングにも入りそうな気配ですね。来年も5本くらいのライブはありそうですし。もうちょっと行けそうですね。というわけで、アメリカ大統領選挙、投票が始まりました。明日、起きたら体勢が判明しているでしょうか。CNN調査、49対48でオバマさんのようです。
そう、日ハムの中田翔君(カミサンが翔君と呼んでるんで移りました)骨折でしたね。指は違いますが、僕とほぼ同じ。当初は打撲と診断されて、腫れが引いてからレントゲンを撮り直して骨折と分かる。これも同じですよ。僕も、今もまだニギニギすると引きつるような感覚がありますから、結構、長引くと思います。
というわけで、拓郎さんだ。この曲で拍手が湧いたのが嬉しかったですね。新しい曲が受け入れられている。この曲の前に「気持の入らない曲」として、まさかのセルフカバーを歌うという配慮も心憎かったですが。新しいアルバムから「慕情」を。明日はSuperflyのライブだ。じゃ、お休みなさい。