昨日の160曲は、そのためでした。何だ、っていう感じでしょ。事務局というところが、今年のランクインした曲や、主立った歌手の曲をCDに収録して送ってくれるんですね。作業は大変だったでしょうね。その中には、普段、自分じゃ聞かないジャンルのものも多かったりして、なかなか新鮮なものがあるわけです。
それもあいうえお順ですから、作為がない。どんなに計算しても、こういう並びでは聞かないだろうなという曲が並んでいたりするわけで、それもまた楽しい、という時間でした。これは、公表されてますから書いても構わないんでしょうが、審査委員の末席にいるんですよ。
新聞記者やTBS系列の地方局とか評論家とかで構成されてます。でも、最終的には多数決ですから、自分の思っていることと違う結果になることも多いんですが、そこはしょうがないか、と思ってます。どんな環境であれ、自分の思うことを発言出来る場所は貴重なんで、やらせて頂いてます。
そういうことでもないと、聞かない曲も多いですからね。そうやって聞くと、日本の音楽の多様さというんでしょうか、こんなに色んな音楽が混在しているのは日本だけだなと再認識出来ますね。こと大衆音楽ということで言えば、日本は世界で一番面白いと思いますよ。
今年で3年目ですね。以前、80年代の終わりから6,7年かな、加わっていたんですが、お役ご免になって、3年前にまた声がかかりました。ま、そんなわけで、発言出来る場所は少ないより多い方が良いと思ってやってます。というほどやることもないですけど。後3回くらい審査会があるのかな。そこで自分の意見を言うだけで、そこから先は多数決、ということになります。
まあ、色んな批判的な声もある賞ですが、業界の景気が良くないですから、賑やかし、という意味でお祭りはあった方が良いわけで、そんな催しになれじゃいいんじゃないでしょうか。もちろん、会議は非公開ですから、そこでどういう話があったかは明かせませんけど(笑)。でも、ちゃんと音楽の話はしてますよ。
というわけで、そうやって聞いていって、突出していたなと思う曲を今日も。モモクロの「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」を。何回聞いてもぶっ飛びます。じゃ、お休みなさい。