一年ぶりくらいになるのかな。岡村靖幸さん。今年の一月だ。同じ場所で見ましたね。先日のNHKホールで見たかったんですが、予定が入ってしまって、今日にしてもらいました。良かったですねえ。去年よりこなれていたというか、ツアーの身体になっているというか、何しろ3時間でしたからね。
16ビートのダンスフリーク。ほぼ踊りっぱなし。きっとダンサーになりたかったんだろうなと思うほど、力が入っている。それも、若いダンスグループみたいなアクロバット的なものじゃなくて、80年代に流行ったブレイクダンスの大人版。大人版、というのは、もうそんなに無理は利かないけどカッコ良い、という感じですね。
今、あれだけ生演奏とリンクして踊りっぱなしのシンガーソングライターはいないんじゃないでしょうか。クラブ系のダンスポップスはもっとデジタルでしょうし。生身肉体系、それでいて40代。スーツにネクタイですからね。昔、バディ・ホリーというロックンローラーがいたんですが、そのダンス版みたいでした。
バディ・ホリーという人は飛行機事故で死んでしまった人で、「アメリカン・パイ」という70年代のヒット曲は彼の死をテーマにしてます。そう、佐野元春さんのイメージの原型にもなった人ですね。佐野さん、デビュー当時スーツでしたから。スーツに眼鏡のロックンローラー。バディ・ホリーでありました。
でも、終わったら10時。長いんだけど、早かった。昨日のフミヤさん(気持は”君”ですが)も、そうでした。それだけ気持良いと言うことですね。ラジオを持って出るのを忘れて「ANNG」は、半分しか聞けなかったですよ。でも、志村けんさんだから、いいか、っていうのも変ですが(笑)。
来週はお休みなんですね。そう、拓郎さんの国際フォーラムの後だし、終わってそれまでには帰れないな、と思ってましたから、歓迎、ですけど。今、誰からも情報を入れないようにしてます。一曲目は何だろうね、お客さんの気持ちですよ。楽しみであります。
ということで、バディ・ホリーかな。「That’ll be the day」という曲がありますが。洋楽だしね。岡村さんかな。でも、明日もコンサートがあるし。佐野さんだ。二枚目のアルバム「HEART BEAT」から「君をさがしている」を。じゃ、お休みなさい。