でした。今週と来週の「J-POP TALKIN'」です。17日にソロのオリジナルアルバム「SCRAMBLE」が出ます。なんと、7年ぶりですよ。その間にCHAGE&ASKAのオリジナルが一枚あるんですが、それから数えても丸5年ぶり。空きましたねえ。
でも、その間にカバーのアルバムを出してましたし、そのツアーもやってたんで、感覚としてはそんなに空いた感じはしないんだけど、とも言ってました。ミニアルバムを入れるとカバーは4枚ですからね。その間もオリジナルのことはずっと気になってたんですよ、とも話してました。
ASKAの音楽のタイプが揃った、ソロならではのアルバムになってますよ。柔らかで伸びやかで気持ち良さそうにフェイクしているASKA節、というんでしょうか。カバーも良いんですけど、ヴォーカリストとしての魅力は出ていても、ソングライターとしての良さは、伝わりません、当たり前ですが。
会ったのは、3年半ぶりかな。2009年に無期限活動休止を発表した後に出たシングル「あなたが泣くことはない/L&R」以来でした。空きましたね、これも。オリジナルが出たら話を聞こうと思ってたら、こんなに時間が経ってしまいました。あの曲について、今、どう思ってるかも聞いてます。
アルバムのことはもちろん、なんですけど、ちょっぴり、アジア情勢の話も触れてます。アジアでの日本の音楽の開拓者は彼らですからね。アジアツアーは僕も同行取材させてもらってましたし、思い入れもありました。2000年にソウルでライブをやった時も、向こうのメデイアに「歴史認識」をガチンコで質問されてましたからね。
僕はそれを傍聴していて「音楽とは別だろう」と思ったりしてたんですけど、そうじゃない時代でした。彼らは真摯に「過ちを繰り返さないようにすることが僕らのやることです」と答えてました。うーん、話がそっちへ行きそうだ。この間も「政治のことは書かない方が良いと思います」というアドバイスも書き込まれてました。
そのアドバイスには”(笑)”がついていたんで、そんなに気になりませんでしたけど、やっぱり微妙なことには間違いないですもんね。何の話だっけ。そうだ、ASKAさんだ。とっても良い感じに落ち着いてましたね。インタビューの様子は、オンエアか、Pod Castingでどうぞ。今はBUMP OF CHICKENが聞けます。
というわけで、曲ですね。アルバム「SCRAMBLE」から「いろんな人が歌ってきたように」を。今の彼の心境なんでしょう。好きですね、この曲。じゃ、お休みなさい。