J-POPを聴き解く13人の歌と言葉。

　またそれか、と思われた方、いらっしゃるでしょうね。また、これです（笑）。明日が5回目で最終回。取り上げるのは秋元康さんと浜田省吾さん。何で、その二人、ということになるんでしょうが。二人になったのは、13人という人数の関係ですね。5回に分けた時に、そういう割り振りになったというだけです。

　でも、2011年、2012年ということを考えると、この二人になった、と必然性はありますね。今、自分の中でリアリテイがある二人、秋元さんはAKBだし、浜田さんは、去年のツアーもあります。時代と音楽、という意味で最もリアリテイがある、ということで最後になりました。

　ツアーのDVD、ブルーレイが明日発売、ということは偶然です。NHK文化センターは、何と言ってもNHKですから、かなり早くから日程が決まるんで、こっちの方が先でした。その頃には僕の本も書き終えているか、ひょっとして発売になっているかも、という淡い期待もあったんですが、それは叶いませんでした。

　でも、もうお手元にあるという方もいらっしゃるんですね。良いことじゃないですか。発売日になってもうんともすんともない、という例もなきにしもあらず、でしょうから。で、その中に本の発売告知が入っていて、そこには「発売決定」となっているんだそうです。そうですって、他人事みたいですけど。

　ひょっとして「11月下旬」となってるのかなと思いましたが、どうやらそれは危険だ、ということなんでしょうね（笑）。すみません、笑っちゃいけませんね。それで気を抜いてはいけない。今日、懸案事項の追加取材をしたんですよ。これで書けそうな気がしてきました。11月下旬発売は厳しいのかなあと思ってたんで、ホッとしました。

　さっき、駅を出たら傘もさせないどしゃ降りに襲われてタクシーに乗ってしまいましたが、今は、止んでます。何だろうな、このお天気は。ジャングルのスコールみたいですよ。全く、日本はどうなっちゃうんだ。日中関係も、です。いきなり国有化なんかしたら、相手がいきり立つことくらい、読めなかったんでしょうかねえ。

　想像力の欠如。情けないです。せめてエンターテインメントは、非武装地帯であってほしい。ということで、曲ですね。これしかないか。浜田さんで「詩人の鐘」を。じゃ、お休みなさい。