健さん話、思ったより短かったですね。新聞の番宣欄に「高倉健を語る」とあったんで楽しみにしてましたけど。でも、そんなに話す事はないかも知れませんね。「唐獅子牡丹」のサントラは懐かしかったですけど。懐かしかったね。そう思うのは世代でしょうか。
見ましたよね。「網走番外地」「日本侠客伝」「昭和残侠伝」。新宿の深夜映画。タバコの煙がもうもうとする中で朝までね。東映でも見たか。あの時代、何だったんだろう。昭和40年代ですよね。その頃のフォークやGSは今も歌われたりしてるのに、やくざ映画は途絶えてますもんね。
反社会的、撲滅の対象、追放の対象だったりするんでしょうからね。実際、東映がやくざ映画から撤退したのは、そういう理由でしたよね。反社会的勢力を美化しているという批判ね。映画は映画、そんなに目くじら立てることも、と思ったんですが。そういう感じじゃなかったですね。
カッコよかったですけどねえ。ぎりぎりまで我慢していて、最後の最後に、理不尽な相手に向かって単身乗り込んで行く。「死んでもらいます」ね。今見たらどうなんだろう。死んでもらいたい人、一杯いるからね。暇になったら、健さん映画、見直してみようかな。
でも、その頃より、今の方がカッコ良い気もしますね。「ANNG」、映画の話になってますね。勝新太郎さんの話だ。ということじゃなくて、健さんだ。あの人、パソコンのCMやってたでしょ。あれが新鮮だったんですよ。パソコン始めたのは健さんがやってたからでもあるんですよ。
あの人もパソコンやってるんだ、という感じ。当然、最初に買ったPCは富士通でありました(笑)。81才ですよ。あの背筋、あの姿勢。見習いたい。今、年上で、ああなりたいと思う唯一の人かな。「あなたへ」、だっけ。見に行かないとね、暇になったら(笑)。ということは来月か。
今日もBUMP OF CHICKENの取材でした。今日は「B・PASS」でした。何でもリニューアルするそうで、その一冊目。音楽雑誌、頑張って欲しいんですが。ほんとに原稿を書く場所が減って来ちゃってますからね、危機感ありますよ。読み物を書かせて欲しい。どんな雑誌でもいいっす、お願いしますよ。
ま、その前に今書いているものが先ですけどね。というわけで、少し早いですが、雑用をします。曲ですね。「唐獅子牡丹」であります、と、書いたら2006年の「つま恋」話になってますね。聞いてましょう。じゃ、お休みなさい。