帰還は大げさですが。帰宅ね。仕事場にしているところから家までは歩いて15,6分なんですが、すごかったです。倍はかかったかな。いつも呼んでいるタクシー会社に連絡したら、「ありません」というつれない返事で、歩いて帰りました。スリリングでしたよ。
道は川みたいだし、雨はシャワーみたいだし、風は台風みたいだしって、台風か(笑)。傘が飛ばないように風向きを見ながらターンしてみたり、ズボンは重くなるし、靴下までびっしょりだし。途中でタクシーとすれ違って、向こうは止まろうか、という気配があったんですが、あんなにびしょ濡れじゃ、迷惑だろうなと思って、徒歩続行でした。
でも、傘が最後まで使えたんで、上半身は無事だったから、そんなにダメージはなかったですよ。気分的には「さあ来い」みたいな感じもありました。まあ、わずかな距離だからそんなこと言ってられたんでしょうけどね。通勤されている方とかはほんとに大変だったんじゃないでしょうか。
来ている、という意識はほとんどなかったんですよ。知らなかった、と言った方が良いかも、です。携帯に毎朝、ウエザーニュースの天気予報が入ってきて、台風という文字も見たんですが、何でかな、高知に上陸、みたいに思ったんですね。全く他人事でした。
だって、6月ですよ。まだ梅雨に入ったか入らないか、という時に、台風が来るとは思ってないというか。今、通過中だ。ニュースで台風情報をやってますけど、今、関東地方だそうです。普通は、今頃の台風は逸れますよね。そういう気候じゃないんですね。
今日、ある食事会のお誘いがあったんですよ。出席したかったんですけど、今日出かけてしまうと、今週の予定が総崩れになりそうで、不義理を承知で欠席してしまいました。原稿、書けよ、という感じですね。台風だから欠席した、と思われると残念ですが。でも、そうやって自分で歯止めをかけて行かないとどうにもなりません。明日もこんな感じかな。物書きなんて、というほどの物書きじゃないですけど、地味な仕事なんですよ。
何だか雨の音が弱くなりましたね。通過したのかな。まだ早いか。というわけで曲だ。Hard rain is faling。「八月の歌」か。6月ですもんね。”激しい雨が俺を叩く~”。THE MODSの「激しい雨が」を。じゃ、雨の野音というコンサートがありましたね。じゃ、お休みなさい。