後10分足らずで父の日は終わってしまいますが、今日の「MIND OF MUSIC」の特集でした。やっぱり週末は慌ただしいです。昨日は、今日の台本を書いてさいたまスーパーアリーナBIGBANG、今日は、例によって6時起きで放送をやって、15年通っている美容院で頭を切って、じゃない、頭の毛を切って長渕さんのフォーラム。さっき帰ってきて食事をしたところです。
頭を切ったら大変だ。お腹を切ったら切腹ですけど、頭を切ると何だろう、切頭というのかな。窃盗じゃ泥棒だしね、まいいか(笑)。昨日から、その間にあるのは寝る時間と食事の時間だけ、というほどじゃないか。昼間30分くらい空いたからここを見たのですが、すみません、削除で終わりました。
そう、お書き頂くのは自由ですし、僕も楽しみに読ませて頂いてますけど、端かっら”削除お願いします”というのは、止めましょうよ。書く方も読む方もそれなりに時間も取られるわけですからお手間にもなります。楽しいのは、もちろん、ありがとうございます。読みっぱなしで恐縮です、という感じかな。
で、父の日だ。もう終わりましたね。最近のファーザーソング。”父が”歌うもの、”父へ”歌うもの、”父を”歌うもの、という三つのタイプの曲を新旧取り混ぜてお送りしました。やっていて思ったんですが、こういうコンピレーションアルバムを作りたいなあと。”ライフソング・アンソロジー”的なアルバム。選曲の妙。今日も面白かったです。
浜田さんの「I am a father」とかミスチルの「HERO」とかはもちろん入ってますけど、思いがけない曲も入れたりしました。でも、僕の中のポイントは拓郎さんの新作アルバム「午後の天気」の中に入っている「清流(父へ)」だったんですよ。これをどう聞かせるかが柱にもなってました。
「清流」というのは、97年にDVDにはなってるんですが、CDになっていなかった曲ですね。そのDVDも音楽ものというより安曇野の自然を描いたDVDで、知らない人も多かったはずですね。2004年のツアーのオープニングBGにもなってました。でも、その時は(父へ)というサブタイトルはなかった気がしたんですよ。
そうだったんだ、あの歌はお父様に向けて書いたんだ、という再認識。ご存じの方も多いんでしょうし、ひょっとして聞いていて忘れてしまったのかもしれませんけど、改めて、そういう意識で聞いた時に、72年の「おやじの唄」の返歌のように聞こえたわけです。
一人のアーテイストが若い時と、大人になってからと父親を歌う。その内容も昔の自分の自己批判というか、まるで懺悔のような内容になって、若い頃とは違う。それがどういうことなのか。男の子にとって父親というのはそういう存在ではないのか、というような話が軸になりました。
アルバムは来週の日曜日に特集です。明日の「ANNG」で色んな話があるんだろうな、と思ってますが。なかったりして(笑)。でも、色々語らない方が伝わるアルバムかもしれませんね。自然体でしみじみと心地良く滲みるアルバムです。ということで、一週間終りね。曲だ。拓郎さん、20日発売のアルバム「午後の天気」から「清流(父へ)」を。じゃ、お休みなさい。