12月28日、吉井さん恒例の武道館。イエロー・モンキーの初舞台を記念した日でもありますね。「メカラウロコ」という特別公演として行われていた日。そういうネーミングではなかったですけど、ゆかりの日、らしいライブでした。春のツアーとは一変、でしたよ。
本人も「裏吉井和哉」と言ってましたけど、その言葉通り、シングル表題曲は二曲かな。カップリングやアルバムの中の曲ばっかり。吉井さんのコアな美意識に貫かれている感じでした。春のツアーはロックスターという華やいだ面もありましたけど、今回は、アンダーグラウンド・ヒーローという感じ。イエロー・モンキー時代の名作「ジャガーハードペイン」の中の曲が二曲あったり、古くからのファンは感涙だったんじゃないでしょうか。
アメリカにルーリードというロッカーがいるんですけど、彼みたいでした。彼が曲を書いて歌っていたベルベット・アンダーグラウンドという60年代の伝説のロックバンドがあったんですよ。ニューヨークのジャンキーやストリートガールを描いた詩人でしたけど、共通性を感じました。
そういう人、日本にいませんからね。J-POPがどんどん明るく健康的になってゆく中で、ああう隠花植物的な歌もないとつまらないと思うんですよね。今年の彼のアルバムは、そんな存在感を十分に発揮しつつ、新しい作風を作り上げてました。ステージで「10年かかって心臓が見つかった」と言ってましたし、来年更に期待です。
昨日はBEGIN、偶然一緒になった沖縄好き知人達と終わってから中野駅近くの沖縄料理屋で雑談でした。年末、押し詰まってます。昨日まで取材があったりして、まだ家の片付けも何もしてません。日曜日の「MIND OF MUSIC」の選曲もあるし、大晦日はNACK5の大晦日特番に寄ってから氷室さんの武道館だし。
大掃除をするカミサンの「邪魔ね」光線が痛い(笑)、って笑ってる場合じゃないか。迷惑をかけっぱなしです。でも、そういう仕事なんですよ、なんて言うとまた問題が起きる(笑)。家事は大変です。家事の傍らに何がおやりになるのは、すごいことだなと思いますよ。
というわけで、曲ですね。吉井さんかな。新境地と言うべき曲を。アルバム「After The Apples」から「母いすず」という曲を。東北のエンヤトットとドウワップが一緒になったような土着的ロックです。もし、興味があれば。じゃ、お休みなさい。