です。終わり、じゃないか(笑)。東京、思ったほど寒くないですね。昨日は、沖縄も寒かったですよ。うるま市とうHYの地元にある海沿いの日比谷野音のような野外劇場が会場でした。海からの風がそのまま吹き付けるというシチュエーションだったせいもあるんでしょうが、手がかじかんでました。
11時から7時過ぎまで約8時間、そこにいたわけですから、やっぱり疲れます。寒いんで足腰が硬くなるというんんでしょうか、肩も凝ってました。でも、フェス自体は面白かったですよ。僕らがイメージするフェスとは若干性格が違ってました。
いわゆる夏フェス的に色んな人が集まって盛大に盛り上がるという形ではなかったです。もちろんHY単独ではありませんけど、集まっていた人たちが違った。彼らの出身小学校の金管楽団や中学の合唱団、地元の伝統劇を演じる若者たち、そして、エイサーという踊り手たちでした。
地元密着、地元の若者や子供たちに夢を見て貰いたいという趣旨。HYもメンバーも加わったり、司会をしたりして最後に彼らのライブがありました。中でも印象的だったのが、「肝高の阿麻和利」という組劇。うるま市にある勝連城というお城を舞台にした、まあ、ミュージカルというんでしょうか。
HYはデビュー直後から10年見ているわけで、好きなバンドの一つでもあるんですが、最初、フェスの中身を見た時、何をやるんだろうと思ったのも事実なんですね。特に、その劇はそうだったわけです。何じゃこりゃ、という感じ。もちろん、そのお話も知りませんでした。
沖縄には首里城というお城があるわけです。勝連城というのは、その首里の政府に滅ぼされたお城なんですが、「阿麻和利」というのはそこの王様。でも、戦を好まず平和を愛し、人々の暮らしを第一に考えたという人だったそうなんです。そうかHYが歌おうとしていることと同じだ、と思ったわけです。何と言ってもHYというのは東屋慶名という町の名前の頭文字ですからね。
10年で初めて自分たちのフェスをやる。メジャーな人をたくさん集める、というのではなく、自分たちをはぐくんだ土地に息づく文化を掘り起こし、子供たちに夢を伝えようとする。こういうフェスもあるんだなあ、という感慨めいた発見もありました。自分の足で歩き始めたなあ、という感じでしょうか。来年もやるそうです。
沖縄にはインデイーズのまま活動しているMONGOL800というバンドもいますが、彼らとは違う沖縄との向き合い方を感じました。でも、寒かったです、ライブが、じゃないですよ(笑)。昨日は打ち上げても泡盛のお湯割りを飲んでました。かなり酔っ払ったので、お風呂も入らなかったです。
で、クリスマスイブの東京。賑わってましたね。土日のクリスマス自体が珍しいせいもあるでしょうけど、今年が色んな事があったせいもあるんでしょうね。しみじみと味わいたいという人が多いんじゃないでしょうか。僕も、これで今年が終わったようなもんです。
今、「J-POP TALKIN」が流れてます。ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤さんとDJケミカル。今年最後のゲストです。明日の「MIND Of MUSIC」も今年の総括、特番が入ってるんで短縮形、いつもよりやや遅めで大丈夫です。
明日はBzの東京ドームもありますね。でも、山は越えました。無事に一年が終わることを。曲ですね。HYの「ホワイトビーチ」という曲を。インデイーズのデビューアルバム「DEPARTURE」に入ってました。フェスの会場は、このビーチのそばでした。米軍専用で日本人は入れません。でも、そういうことを感じさせない前向きな歌です。じゃ、お休みなさい。