急いで帰ってきましたよ。駅からもタクシー、経費節約の折とは思ったんですが、「深夜食堂2」があるもんな。その前にこれを書くとしたら30分は要るな。ということは歩いてたら間に合わないな、という逆算でした。30分はないかな。何とか20分で済ませましょう。ショートでね、って何のこっちゃ(笑)。
代々木国立第一競技場。マイケルが一昨年になくなってから世界で初めての公認トリビュートライブ。良かったですねえ。予想を遙かに凌いでいた。さすが公認ライブでしたよ。演奏も踊りもレベルが違うというか、ゆかりの人たちが来日してました。
日本側の出演者ばかりが宣伝されてたんですけど、演奏が、ジャクソンズと一緒にやっている人たちらしく、まさに本物でした。構成が三部構成で一部はダンス、二部が日本人アーテイストメイン、三部がジャクソンズとAI。それぞれに見応えがありました。
正直に言うとマイケルは時代がちょっとずれていた、というか、僕の中で洋楽に思い入れが薄くなっている時だったんで,エルビスやジョンみたいな感情移入はなかったんですけど、改めて彼の存在の大きさを実感させらるという、まさにトリビュートの精神に則ったライブでした。
そう、精神なのかな。スピリット、スピリチュアル。バックもコーラスも、ファミリーみたいな人たちが来てましたから、ゴスペルやR&Bのコンサートとしても手応えがある。ソウルがみなぎってました。そんな演奏で歌う日本人アーテイストからも思い入れが伝わってきました。
みんな力が入ってましたね。クリスルケイやトータス松本、スクープオンサムバデイ、JUJU、久保田さん。それでなくても歌のうまい人たちが、思いの丈を込めている感じでした。スクープオンサムバデイと久保田さんの時には涙ぐみそうになりました。
そして、AIですよ。まさにあんなにジャクソンズと一体になっているとは知らずにビックリ。ジャクソン5時代の曲を、お兄さんたちと一緒になって、しかもマイケルのパートを歌うんですから。踊りも振り付けもばっちり。マイケルはキーが高いから女性の方が良いのかもしれませんね。ものすごい海外デビューだなと思いました。
最初は結構、半信半疑だったんですよ。日本人の怪しげな英語の歌、とか、形だけまねている演奏とかだったりしないだろうなあ、と思ったりしてたんですけど、全くの杞憂でした。まあ、お母さんからのメッセージもあるわけですから、それはそうですよね、そんなこと出来るはずもありませn。
ということでいい夜でした。マイケルよ永遠に、です。曲だ。久保田さんが歌った「SHE’S OUT OF MY LIFE」を、じゃ、お休みなさい。「深夜食堂2」に行きます(笑)。