なくなってしまった方ですから、故・尾崎豊さん、なんでしょうけど、やっぱり尾崎、あるいは尾崎君になっちゃうんですよねえ。僕の中でも永遠のオザキなんでしょう。遺書、衝撃的でした。夜、キオスクで買って読み始めたんですけど、電車の中で泣きそうになってしまって、ファミレスで読みました。
声を上げて泣きそうになってしまって困りました。「おざきイ~~」という感じで声を上げて泣きそうになる感じ。いや、壮絶です。発見された時に、あまりにインパクトがありすぎて公に出来なかったという著者の気持ちが分かる気がしました。同時に、今まで沈黙を続けていた夫人の心境も、です。
今まで尾崎さんのことを書いた本は、家族・関係者・大学教授ら第三者の手になるという三種類に分かれますが、それらにはない命がけの何かが刻まれてました。死に向かう尾崎と行動をともにしていたのが夫人だったわけですからね。きれい事も美化しようという作為も感じませんでした。
この後単行本があるのかな。雑誌には「全文」とありましたけど、あれでは終わらないんじゃないでしょうか。改めて尾崎再評価が来るかもしれませんね。太宰治や坂口安吾のような語られ方をするんだろうと思います。是非、ご一読を。
ということで遅くなりました。あ、スキマスイッチの記事は関東地方だけかもしれません。でも、ネットで読めるんじゃないですか。30日、レコード大賞があるということなんですよ。勿体ぶってすみません。去年から審査員のはしくれに呼ばれてます。昔もやってたんで出戻り、ということですが。
ジャイアンツの内紛、どうなるんでしょう。パリーグファンとしては高見の見物であります。ということで、尾崎さんだね。曲は何でしょうねえ。「誕生」という曲を。「遺書」には、いかに息子を愛していたかも綴られてました。あらためての追想を。じゃ、お休みなさい。