インタビュー二本立て。昨日書いたようにBUMP OF CHICKENと斉藤和義さん。バンプは「B・PASS」で和義さんはNACK5の「J-POP TALKIN」。雑誌と放送でした。それぞれが50分強かな。両方とも中身は濃かったです。バンプはシングル「ゼロ」、和義さんはアルバム「45STONES」。発売日は、ともに19日です。
雑誌と放送とは言っても、インタビューのスタイルは同じです。雑誌は当然ですけど、放送にしても特に台本があるわけではなく、話の展開に沿って次ぎの質問をしてゆくという行き当たりばったり。ガチンコです。でも、やっぱり雑誌の方が気が楽なんですよね。
雑誌は文字だけですから、滑舌が多少良くなくても構わないとか、ボソボソ喋ってても大丈夫ですけど、ラジオはそうは行かないわけです。元々、話し手じゃありませんし声に自信もない。言葉を選んだり、きちんと発音しないととか気を使う分、終わるとぐったりします。
バンプのインタビューはいつも放送で使っているスタジオだったというのも、そんな違いを意識させられたのかもしれません。彼らがラジオ用のコメントを取ったりする合間のインタビューだったこともあるんですが、妙なアウエイ感がありました。
でも、震災の後、音楽の聴き方が変わったように思うんですよ。これは色んな人がそう感じてるんじゃないでしょうか。心に染みたり、感動する音楽の質が変わってしまった。上すっべりな音楽とか、妙にはしゃいでる音楽に反応しなくなっている。
それは作り手も同じなんだろうと思うんですね。そのことを直接歌うかどうかは別にして、自分にとっての音楽とは、という問いかけの中で作品を作っているような気がするんですよ。バンプの新曲も斉藤さんのアルバムも、そんな誠実さの中で生まれてます。
今までがそうじゃなかった、というんじゃないですよ。今回だから、特別にそうなった、ということじゃないです。今までもそうだった人の作品だからそう感じるんだと思いますよ。今年は、そんなことも含めて、日本のポップミュージックの転機になるような気がします。
ふるいにかけられる、というと偉そうですけど、僕らもそうだと思うんですね。何で音楽に関わっているのか、関わっていることで何をしようとしているのか。メデイアもそうなんじゃないでしょうか。バンプのシングルも斉藤さんのアルバムもそれを突きつけている気がしました。
あれから7ヶ月。しばらくの間、新作は、震災をどう受け止めたか、という作品が続くでしょうし、そんな話を聞くことになるでしょうね。音楽をやっていようといまいと、その人なりに考えて行くのはこれからでしょうし。まだ風化させてしまうわけには行かないでしょう。
というわけで、明日も原稿ですね。浜田さんのツアーサイトは明日にはアップになると思います。一晩置いて手直ししたくなった部分もあったり。曲ですね。発売前には流せないんでしょうが、ここは実際に流すわけじゃないからね(笑)。発売日をお楽しみに、ということでBUMP OF CHICKENの「ゼロ」を。どうやって生まれた曲かは、月末発売の「B・PASS」を。じゃ、お休みなさい。