というイベントがありました。場所は武道館。テレビ朝日が主催・企画・制作という三日間のコンサートで今日が三日目、最終日でした。昨日、浜田さんの名古屋の後、最終一本前の新幹線で戻って、東京駅近くのホテルに泊まって、今朝は「BAY FM」。終わって武道館でありました。
面白かったですねえ。出演者がすごい。三日間あって、いきものがかりや西野カナ、加藤ミリヤなどの若手から東京事変やラルクが昨日までの二日間。今日は、ONE OK CROCK、9mm parabellum bulette、チャットモンチー、ポルノグラフテイ、GLAY、B'zという顔ぶれでした。
ONE OK CROCKと9mmのガチンコや、チャットの愛くるしさ、若手と大御所に挟まれたポルノの捨て身の盛り上げ、そして、オムニバスにはあまり出ないGLAYの張り切りや、B'zの貫禄。あっという間の6時間でした。熱っぽかったですねえ。
最初は「ミュージックステーション」のイベントかと思ったら違いました。番組での放映はないという独立したイベントでした。それが好感持てたというのもあったかもしれません。というのは、今までテレビが関わったそういうイベント、あるいはライブでどこか釈然としないのは、常に「番組ありき」だからでもあるんです。
全てが番組のために組まれているというんでしょうか。そこが最終目的というか。そうじゃない、独立したイベントということは、番組の公開録音とも違うわけですね。そういう本気のライブをテレビ局が主催する、という形でした。出演者がみんなマジだったのは、そういうこともあった気がします。
まあ、テレビ局が、イベントを主催する、ということに関しては、いろんな意見があるんでしょうけど、音楽の伝え方が激変する中で、それまで、あまり関心を示してこなかったテレビ局がライブの重要性を再認識した例と言えるんじゃないでしょうか。
テレビと音楽の関係を歪んだ、と言いますか、一方的なものにしてきたのは、いつも「番組出演」という至上命題があったからなんだと思ってるんですよ。「番組に出してやる」という姿勢がある限り、アーテイストや作品と対等、もしくは、彼らに対してのリスペクトは生まれないでしょうし。
この話は、また機をあらためて。さすがに眠い、というか、若干お疲れ(笑)。でも、声をかけてくれたパブリシティ・チームに感謝です。曲ですね。ポルノグラフィテイの新曲はライブ感があって良かったですね。その曲を。「ワンモアタイム」を。じゃ、お休みなさい。