何だかご心配おかけしてしまったみたいですみません、ありがとうございました。大丈夫です、昨日は「ANNG」で思い切り笑いましたし。一度書いてしまえば、それですっきりする程度のことだと思って下さい。コメントにもご指摘がありましたけど、ほんとの鬱だったら、こんなにあっけらかんと書けませんよね、と自分で分かってるくせに、ちょっと甘えてみたりする。年寄りの悪い癖かも、です。年寄りね、違うとも言えない(笑)。
MUSIC STORMというコンベンションがありました。ビクターです。面白かったですよ。まあ、どっちかと言うと、そういうパーテイとかコンベンションというのは、積極的とは言えない方なんですけど、今回は、誘ってくれたのがスピードスターという素敵なレーベルを立ち上げた人だったとか、いくつかの理由もありました。
ビクターというレコード会社は、サザンやSMAPのスーパースターに始まり、斉藤和義さんや、DRAGON ASH、ラブサイケデリコ、サカナクションと言ったロック系から高橋真梨子さんやキョンキョン、Kiroro、つじあやのさんなど実績のあるアーテイストがたくさんいる割にどこかレコード会社としての統一感に欠ける印象もあったんですよね。
オフィスもそれぞれのレーベル別になっていたり目指しているものも必ずしも一致してない、人間関係も複雑、みたいな感じに見えてたんですけど、それが一本化された、というのかな。会社も全部のレーベルが同じ建物に集結しするようになった。その移転もあってのコンベンションでした。
一昨年、社長さんが変わった、ということもありました。以前、EMIで宇多田さんや林檎さんを世に出した黄金時代の社長がその椅子について大改革を行った結果。さあ、社内の再編も終わって、これから再出発ということで、各レーベルの責任者がアーテイスト紹介をするという会ですね。
盛況でしたよ。やっぱり、音楽業界には何とかしないといけないという危機感を持った人が多いでしょうし、そこまで対外的にやろうというレコード会社も少なくなってますから、その気概に賛同した、ということなんだと思います。丸々2時間半くらいかな、みなさん真剣でした。
こんなことは言わずもがな、なんですけど、ずっと前から日本のレコード会社の一番の問題点は、音楽好きが経営陣に少ないということだと思ってるんですよ。親会社という厄介な存在があって、そこから社長が送り込まれてきたりする。銀行とかね。
そういう人たちは、音楽のことよりも親会社との関係の中の自分の立場みたいなことしか考えない。ビクターもそういう電機メーカーの子会社的な時代が長かったですからね。でも、幸か不幸か、電機メーカーの不況で、切り離されたみたいで、その立て直しに今の社長が就任した、ということになるのかな。
かな、っていい加減ですみません。どっちかというとそういうビジネス的なことは縁遠い方だったりするんですが。だって、親会社と仕事しているわけでもないし、社長さんが好きなわけでもない。でも、そういう経営者が多かったのは事実ですよ。かなり変わってきましたけど。
自分たちがどういう音楽を作ろうとしていて、どんなアーテイストを育てようとしているのか、そして、今、どういうアーテイストがいるのかを伝える。そういう極めてまっとうなコンベンションでありました。この間、業界が好きなのか嫌いなのか分からなくなる、と書きましたけど、やっぱり音楽好きが集まっているところは好きですね。
準備期間が少なかったせいもあるんでしょう、アーテイストの生演奏みたいなものは、二組だけでしたけどね。一組は歌唱力が評判になっている女子高生シンガーソングライター、井手綾香さん、そしてもう一組は斉藤和義さん。「ちょっと昼キャバにいって、近くを通りかかったから」という登場の仕方から格好良かったです。
「昼キャバに行ってた」、ですよ。実際に行ってたかどうか分かりませんけど、ロッカーでした。「やりにくい空気だな」と笑わせながら「ずっと好きだった」を生演奏。このまま終わりかなと思ったら、「この国を歩けば、原発が54基」と「ずっと嘘だった」をチラッと歌って退場、拍手でした。
詳しく書いてるなあ(笑)。でも、ビクター、生まれ変わって頑張ってますよ、ということは知って欲しいと思ったからでもあります。曲だ。生斉藤和義、でした。「ずっと好きだった」を。明日は布袋さんのインタビューがあるんだ。緊張するなあ。今夜夢見るかも、です。じゃ、お休みなさい。