今日が震災から100日だそうです。早いなあという感じとまだ100日かという感じと両方ありますね。誰もがそうなんですけど、不思議な時間の感覚になってます。同じ一年でも今までの一年とは違う特別な年。まだこの先がどうなるか分からないということもそんな感覚を増幅してるんでしょうね。
何から書こうか。土曜日の佐野元春さん30周年の国際フォーラムは良かったですね。30年という時間と対峙した潔さというんでしょうか。記念ライブならではの初期の頃の選曲も一杯されていて、しかもあの頃のようなスタイルで演奏した。マジに、です。遊びでやってる感じじゃなかったですね。
この数年かな。歌い方とか声の感じがかなり変わってきてたんですけど、それでも真っ正面からあの頃のように歌おうとしていた。あの頃みたいには歌えないのに、そこに立ち向かっていた。そのフェアさ、ひたむきさに泣けました。「ロックンロールナイト」、良かったですねえ。
”たどり着きたい”という言葉の重みが若い頃とは違って聞こえた。若い頃は、頑張ればたどり着けるという確かさもあって、それが強さにもなるんですけど、50代も半ばですからね。たどり着けないことの方が多い。その分、悲壮な願いのように聞こえました。
「ロックンロールナイト」から「約束の橋」に行ったんですが、イントロのホーンで泣けた。高らかで誇らしげで、突き抜けるようなホーンの意志。打たれました。というように、今聞くと違って感じる曲が多かったのは、収穫でした。ソングライターとしての再認識させられました。
で、日曜日」「MIND OF MUSIC」がSuperfly特集。その日の夜に仙台に行ったんですね。昨日か。J’S Foundationの人たちが被災地に絵本を運ぶのに同行しました。力仕事は無理なんで同行させてもらっただけですが。色々考えさせられました。まだうまくまとまりません。
そのことは、浜田さんのツアーサイトの方に書くのでここではこのくらいにしますけど、100日経った、と言ってもまだボランテイアは必要とされてるし、これからもっと必要になるかもしれないです。でも、復興はすると思います。東北新幹線、混んでますからね。活気はありました。
ということで、今日はぐったり。起きられなかったです。何も出来なかった。今週来週は結構大変です。曲だ。佐野さんで「ロックンロールナイト」を。じゃ、お休みなさい。