楽しかったですねえ。あの曲もこの曲も、あんな曲もこんな曲も。これでもかというくらいの全編BOO/WY。こういう機会だから、こういう機会じゃないと聞けない曲ばかり。踊った、とまでは言えないかもしれませんけど、身体はずっと動いてましたから、かなり下半身が痛い。
東京ドームは人工芝のせいもあって、足下が緩いんですね。野球選手も膝に負担が来たりして選手寿命が短くなることが問題になってますけどって、君は巨人の選手か(笑)。でも、東京ドームがあんなに似合う男性アーテイストは氷室さんだけでしょう。
というような感想は「K’S」に書くことになりそうで、ここでは省略(笑)。それにしてもお客さんが楽しそう、嬉しそうでしたね。ほんとに曲をよく知っている。全曲歌いっぱなしだった人も多いんじゃないでしょうか。一生の記念の夜になりましたね。
野球選手ということで言えば、松井選手とイチロー選手の調子が気になりますよねえ。松井選手は監督が替わったら心機一転したんでしょうか。昨日のホームランに続いて今日もマルチヒット。対照的にイチロー選手は、先発落ち。6月に入っての打率一割台は深刻です。
評論家の小宮山さんが「視力が衰えているんじゃないか」と言ってましたけど、そうだとしたら、かなり心配ですね。イチロー・松井・松坂という日本人選手の黄金時代は終わりを告げようとしているのかもしれません。
さて、6月11日、震災から3ヶ月。一様に復興が進展している様子は見られず、新しく出てくるのは、今までないと言っていた原発情報ばかり。ひどいよねえ。あんなに「ない」だの「大丈夫」だの言っていたのに、「実は大丈夫じゃなかった」とか「こんなに深刻だった」というしれっとした後出しばかり。その時さえやり過ごせれば良いという日本の政治の体質が剥き出しになってる。
何でだろうということばっかりですね。何でこうなってるんだろう。たとえば、何で臨時復興本部みたいなものが被災地に作られないんだろう。仙台でも福島でも構わないですけど、政府の復興関連の部門が現地に作られて、官僚も政治家もそこに詰めるとか。
現地の状況に即した、ニーズに合った対応というのは、そういうことじゃないと無理でしょう。現地そっちのけで永田町がうごめている。打算と保身ばかりで魑魅魍魎になっている。身を挺してやる政治家というのはいないんでしょうか。
原発でもそうですよ。厚労省が「熱中症を防ぐために原発の作業を休む時間を」とか言ってたでしょう。一刻を争うような状況にそんな悠長なことを言ってて良いんだろうか。だったら、安全対策を強化することの方が重要じゃないでしょうか。
戦場に例えるのが適切かどうか分かりませんが、命がけで作業をしている、そのくらい緊迫した状況に「熱中症を防ぐために休みなさい」というお達しが説得力を持つと思ってるんでしょうか。その間にも汚染水は増え、放射能はばらまかれて行くわけですからね。
というようなことを書いていると切りがないし、気が滅入るばかりです。無政府状態の日本になってますよ。大阪府知事の橋本さんが、関西電力の「15%節電指令」に従わないと言ってましたね。数字的な根拠を示して欲しい、という要望が無視されたから、と言ってました。
そうなんですよね。ほんとにそんなに電力事情が逼迫しているのかという根拠をきちんと見せてくれない。日本の発電能力は、原子力1・水力1・火力4なんだそうですね。今朝の朝日新聞に国際エコノミストという人が書いてました。
前に「夕刊フジ」が書いてましたけど、東京電力は、以前は全国の発電所の発電能力の数字を明示していたんだそうですね。「夕刊フジ」は、その数字を持っていて、それで計算すると、今、言われている夏場の発電能力よりもあるんだそうです。
でも、その数字は、今は、削除されていて見ることが出来ないというんですけど、橋本知事も、そのことを問題にしてるんでしょう。何がほんとか分からないまま「節電」だけが錦の御旗になってゆく。東京電力と今の政府には言われたくない。
もちろん節電は必要でしょうし、そのことにいちゃもんをつけるつもりは毛頭ないですけど、不可解なことが多すぎる。今朝の「朝日」と「日経」に浜田さんの全頁広告が載ってましたね。「僕と彼女と週末に」の歌詞とともにです。
明日は名古屋。今日はどんなコンサートになったんだろう。ということで、明日、東京ドームに行かれる方、お楽しみを!曲だ。震災三ヶ月、改めて「僕と彼女を週末を」を。じゃ、お休みなさい。