間が空きました。慌ただしい一週間でした。浜田さんのツアーでレポートを書くときは金曜から月曜まで4日間取られることになるんで、他の曜日が結構忙しくなります。今週もインタビューや打ち合わせや収録、原稿に追われておりました。
今週のNACK5「J-POP TALIKN’」のゲストが阿部真央さん。そのインタビューがあったりね。彼女の話を聞くのは去年の成人の日以来。彼女も成人を迎えた日でもありました。その時のインタビューはシンコーミュージックから出た「J-POP列伝・音楽の中に君がいる2」で読めます。
彼女は3枚目のアルバム「素(す)」が出たばかり。一枚目二枚目と比べて、じっくり作り込んでいた感じです。代名詞のような奔放な歌いっぷりが堪能できる「男歌」も聞きようによっては女性の歌に聞こえたり、女性でなければ書けない「女歌」。そのどちらでもない、両方の気持ちが歌い込まれている曲があったり、しかも曲によっても歌い方が違う。
シンガーソングライターは、”シンガー”型と”ソングライター”型に比重の差があることが少なくないですが、彼女はバランスが取れている、というか、それぞれの自分の理想型を描いて音楽を作っている感じです。大物ですよ。
今日だ。夜10時から30分。今週と来週ですね。来週の放送終了後から一ヶ月間podcastingでも聞くことが出来ます。つまり視聴地域の限定がないわけで、是非。今は、細野晴臣さんも聞けますよ。こちらは、70年代以降の日本の音楽と彼の活動を総括したような濃いものです。
細野さんがはっぴいえんどについて語るのは、マニアックなメデイアではあるでしょうけど、ラジオなんかでは聞けなくなってましたから貴重だと思います。そう、はっぴいえんどの前身、エープリルフールというバンドは新宿のデイスコで演奏していたんですが、「新宿プレイマップ」創刊の年でした。1969年です。
日本のロックの歴史の中で、色んな意味で”バンド”と呼べるのは「はっぴえいんどとBOO/WY」と言ったのは浜田省吾さんでありました。今日と明日は名古屋です。僕は明日行くことになります。今日は氷室さんの東京ドームです、やっとこの話だ(笑)。
どんな曲をやるんでしょうねえ。東日本大震災チャリテイの全曲BOO/WYというコンサート。2004年か、「21st CENTURY BOO/WYS VS HIMURO」をやってますから、あの時にやった曲とか、自分のツアーで時々やっていた曲ということになるんでしょうけど、ならないかなあ。
昨日はZEPP TOKYOでNICO TOUCHES THE WALLSという若いバンドを見てましたが、そのスタッフがチケットを申し込んだけど外れた、と言っておりました。30万通の応募らしかったですね。2004年の東京ドームが客席の大合唱でロスから来たエンジニアが「音が取れない」と悲鳴を上げた話は有名です。そんな夜になるんでしょうね。
ということで、今日はBOO/WYでしょう。やっぱり「DREAMIN’」かな。もちろん「WE ARE BOO/WY!」とは言わないでしょうけど。じゃ、後ほど。