いやあ、今日は洋楽ですか。いつもの懐メロ歌謡曲と違う楽しさがありますね。ビートルズ以前のアメリカンポップスの良さ。拓郎さんはそういう年代ですもんね。坂崎さんもお兄さんがいるせいでしょう、詳しい詳しい。良いコンビですよ。
拓郎さん「歌うよ」宣言は力強かったですね。正月一回目の「今年は歌うよ」がもっと具体化している感じでありました。こういう震災とかあると、自分のやるべきことは何なのか、改めて突き付けられたというのもあるんでしょうし。先週、そういう心境を言ってましたよね。
で、今日、文化放送の「ゴールデンラジオ」に呼ばれてました。「70年代ノート」のプロモーションですが、大竹まことさんは僕の弟と同じ年ですし、70年代の雰囲気を演劇という場面で知ってますからね。ゲスト、というより雑談でありました。
大竹さんの相手が阿川佐和子さんで、聞き上手ですし、生放送だったわけですが、かなり余計なことまでしゃべってしまった感じです。就職試験に落ちた時、どうだったかとか、喧嘩になった最終面接の相手をしてくれた人物がどういう人だったのかまで口が滑ってしまいました。
平凡出版というところだったんですけどね。最終面接で口論になってしまったという話でした。ああやって話をしていて、聞かれると止まらなくなるものなんですね。拓郎さんは、そういう傾向がもっと、というか猛烈に強い(笑)。と、今日も自ら言ってましたね。
へえ、「ANNG」、こういう終わり方するんだね。洒落てるねって、何が洒落てるっていうことなのか分かりませんけど(笑)。つまり、毎回後テーマで終わらなければいけないというんじゃないのが良いですよ。そんなきまりはなくても良いのがラジオですからね。
「五番街のマリー」、良いな。バタ臭さ、無国籍さ。前にも書いたかもしれませんけど、そういうトーンの阿久裕さんでは、女性ボーカルで「五番街のマリー」、男性ボーカルで「本牧メルヘン」。鹿内タカシさん。ジョニーもスミスも涙を忘れ、海なりに向かって叫んでいたよ、という歌ですが。
五木寛之さんの「海を見ていたジョニー」の歌謡曲編というんでしょうか。確かに、そういうストーリーのある歌が少なくなっているのは事実でしょうね。でも、拓郎さんの阿久さん再評価、面白いテーマですねえ。書いてみたい(笑)。
ということで、明日も計画停電がなくなってホッとしてます。東北高校、残念でしたね。そうだ、今頃ですけど、高校野球の選手宣誓は良かったですね、思い出しましたが。阪神大震災の時に生まれた高校球児による宣誓。16年後にも、そういう宣誓があるんでしょうね。
曲だ。「五番街のマリー」じゃ、あまりに人任せだね。「ゴールデンラジオ」で、「70年代を象徴する三曲」を、と言われたんで「結婚しようよ」「いちご白書をもう一度」「黒く塗りつぶせ」を挙げました。長髪文化、長髪を切る行為、そして、なりあがり的野心、という意味でです。この中のどれかを。やっぱり「結婚しようよ」かな、じゃ、おやすみなさい。