やってきました。BAYFMのDJの方たちと船橋のララポートという巨大ショッピングモールのイベント広場。午後1時から2時間。「MIND OF MUSIC」番組終了後にかけつけて募金箱を持って東日本大震災への救援募金。なかなか貴重な体験でした。
パートナーの小島麻子さんはじめ、他はほとんどが女性DJで男性は二人かな。しかも、一番オヤジですから、ほとんど戦力にならないとは思ったのですが、枯れ木も何とかのにぎわい、参加させて頂きました。ほんとにたくさんの方に募金を頂きました。ありがとうございました。
ご家族連れが多くて、お子さんにお金を握らせて箱に入れてくださった方が多かったのは恐縮でした。何だか、募金を強要しているように思われるのも心苦しかったんで、控え目にはしてたんですけど、みなさんの気持ちがひしひしと伝わってきました。
何かしたい、どうにかして気持ちを伝えたい、でも、どこに行って良いか分からない。そういうご家族連れがほんとに多かったんだと思います。そんな気持ちを子供さんに託してくださった募金だったと感じました。ありがとうございました。
募金をしてくださったのは皆さんで、僕が何かをしたわけじゃないですし、これで何かが出来たなどとは間違っても思いませんけど、今、多くの方たちがどういう気持ちで暮らしていらっしゃるか、という一旦は感じることが出来たつもりです。
お子さん連れにとっては、全部死活問題ですもんね。自分たちに都合の良いデータと都合の良い解釈しか言わない政府関係者や、そのことをオウム返しのようにしか伝えないメデイアの中で、どうやって身を守るか、あの募金箱の中のお金はそんな切羽つまった願いでもあったんだと思います。
この間、コメントで紹介されていたYOU TUBEの映像、見ました。日本の原子力政策がどんな風に動いているかという真相。きっとそんなもんだろうとは思ってましたけど、関係者が語るとリアルですね。誰も国民のことなんか考えてない。
http://www.youtube.com/watch?v=gW8pfbLzbas&feature=youtu.be です。もしご興味があれば。解説委員という人たちや大学教授も、そんな仲間だと思って良いんじゃないでしょうか。”想定外”と言ってれば自分たちの責任はない、と思ってる人たち、という意味ですけど。
「放射能は漏れない」、はずじゃなかったんですか。「漏れる」こと自体が大問題なはずなのに、いつのまにか「ただちに人体に影響は出ない」から少しは漏れても良いんだ、というところにすり替わっている。ほんとに少しかなのかどうかは明かされない。いつまでこのままなんだろう。
このままにしておくつもりはない、と言っても、当面の対策はない、ということはこのままになってゆく、ということなわけですし。このままにしておくということは放射能は漏れっぱなし、ということでもあるわけですし。展望なき命懸け、というのが現場には求められてゆくんでしょう。またこの話ですね(苦笑)。
今日の「MIND OF MUSIC」は「卒業、旅立ちソング2011」。いつもの年の卒業シーズンとは空気が違いました。2011年に卒業した。卒業式はなかった、とか。そういうことがこの先、どうやって伝えられてゆくんだろうと思います。
こんなに涙もろかったかな、と自分でも不思議になるくらい涙腺が緩んでます。昨日も「卒業、旅立ちソング」の選曲をしながら何度も泣いてしまいました。この曲もです。アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓15の君へ」を。じゃ、おやすみなさい。