発売日が決まりました。3月4日配本。毎日新聞発行です。2008年から2009年にかけて毎日新聞の夕刊に連載していた記事に少し手を加えてます。連載が101回だったんですが、回数的に後半になって内容をはしょっている感じがしたんで、その辺が少し厚くなってます。
サブタイトルがついていて「時代と音楽、あの頃の僕ら」。音楽が中心ですけど、音楽だけじゃないです。ミニコミや深夜放送などサブカルについても触れてます。僕の仕事の最初が新宿のタウン誌「新宿プレイマップ」でしたし、その後が「セイ!ヤング」ですからね。
サブカルがメインカルチャーになってゆく10年を自分の周りで見たことを書いているという感じでしょうか。個人的な話もあります。一つの話が見開き2頁というフォーマットも統一されてますから読みやすいんじゃないでしょうか。とかなり宣伝臭がぷんぷんですが、宣伝してます(笑)。
ここ数年、「70年代ってどういう時代だったんですか」と聞かれることが多くて、その人たちは70年代生まれかあるいはその頃は生まれれない人たちで、そういう人たちに読んでもらえたらというのも大きいです。もちろん、その頃を知っている方はなつかしいでしょう。
でも、本、売れないからねえ(涙)。よろしくお願いします。「70年代ノート・時代と音楽、あの頃の僕ら」毎日新聞社刊、1600円かな。去年の課題の一つが年を超えて形になりました。まだまだやらないといけないことはたくさんあるんですけどね、残り時間は多くないです。
「MIND OF MUSIC・桑田さんマンスリースペシャルPARTⅢ」、昨日の今日でしらからね、デイレクターは徹夜でファンインタビューを編集してましたし、みんなで仕事したなあという達成感がありました。こういう感覚は一人で原稿を書いていると味わえません。
会社とか、ないからな。他人と一緒にチームを組むというのは、こういう時しかないんで楽しかったです。終わって、海浜幕張のアウトレットで衝動買いをしてしまいました。でも、昼間は暖かかったですけど、今は寒いです。まだまだ冬みたいです。というわけで、一週間終わりました。
そう、先週書き忘れましたけど、「NEWS ZERO」の氷室さんのツアー追いかけ取材の最終回、見ました。もっと長く見たかったですけど、あれがテレビなんでしょうね。勿体ない。でも、アルバムタイトル「’B’ORDERLESS」に込めた思いが紹介されたのは良かったと思います。
というわけで、曲だ。氷室さんの「MOON」を。NHKが中東の”ネット革命”について特集してました。ネット革命ね。「MOON」は、中国の天安門事件で思うことを歌った曲、ということが明かされてました。もし、天安門事件の時、もっとネットが発達していたら、どうなってたでしょうか。
じゃ、曲を。氷室さんの「MOON」。おやすみなさい。