泊まって朝食を頂いて、ちょっとお休みして、この後、中高生のリハーサルを見ようと思ってます。穏やかな静かな島です。交流の家は島のやや小高いところに立っていて海が見えます。瀬戸内海の海ってこういう感じなんだなあという海です。
波もなくって入江がたくさんあって、ひっそりと息づいている感じ。カキの養殖の棚なんでしょうね、海の中に筏が浮いたように見える。ちょっと寒いですけど、東京のような金属で責められているような寒さじゃないんですよ。同じ寒さ、同じ温度でも感じ方が違うんだなあと思いました。
広島からのフェリーもそうでしたね。走っているという感じじゃない。海の上をゆっくりと滑っている。江田島は、昔、いつかなあ、80年代ですね。「シンプジャーナル」があった頃だ。カメラマンの内藤さんと一緒にわたったことがありました。
時間がなくて島は回らずほんとにわたっただけでしたけど。内藤さんは出身が広島なんですよ。フェリーの上で、そんな静かな海を見ながら、「この海が白骨で一杯になったって聞いたことがある」とぽつんと言ったことに愕然とした記憶があります。そんなことを全く感じさせない海です。
島を一周しようかと思ったんですが、それよりリハかな。ツアーで地方に行ってもホテルとコンサート会場しか知らないという、いつもの感じです。昨日、主催の方から色々話を聞いて、感動したり感心したりしてました。かなり面白いイベントになりそうです。僕もほとんど傍聴人の一人(笑)。
というわけで、じゃ、この曲は、中高生に聴いてもらおうと思ってます。浜田さんで「僕と彼女と週末に」を。じゃ、また。