という言葉があるんだそうですよ。バブルの時代に一番元気だった年代。今、「自信喪失した日本人」というようなことをことさらに言ってるのがそういう人たちなんだそうです。と、今朝の「毎日新聞」の一面で元世界銀行副総裁という偉い肩書きの女性が書いてました。
そう思っているのは、そうやって書きたてているマスコミや政治家、大企業の社員だけなんじゃないか。日本がお金持ちで世界中からちやほやされていたバブル時代の幻影を追い求めているだけで、彼らは、官僚組織や終身雇用と年功序列に守られているんで本当の危機感がない、と言うんですね。
中小企業や地方の人たちや若い人たちは、そんなこと言ってる余裕もないからもっと危機感を持って生きている。若者が「内向き」というのも作り話で、みんなもっとリアルに自分たちを見ている、という指摘でありました。
長々と紹介してしまいましたけど、かなり説得力を感じたんですね。確かに、地に足をつけて将来を見ている若者も多いんでしょうし、そういう人たちも知ってます。”タイガーマスク”もそういう現れのような気もするんですよ。他人に期待するよりも出来ることをやってみる。
周りに小さい子供がいないんで、ランドセルってこんなに高いんだ、とちょっと驚いたりしました。大人のカバンと変わらないんですね。何人も子供がいる家庭は大変でしょうね。良い話ではあるんでしょうけど、ランドセルを買えない子供がいる、ということの方が切なくなります。
もう随分前ですけど、ささやかですけどフォスター・ピャレンツという団体にサポートしていたことがありました。僕らが居酒屋で二三回飲むお金で子供一人の年間の教育資金になるということで、一口だけ参加してました。スリランカの子供に送ってたのかな。
その子が義務教育を無事終えた、ということで辞めましたけど、まさか、日本で似たような現象が起きるとはねえ、という感じです。みんなで何とかしないとね。自信喪失している場合じゃないよね。音楽業界も同じかな。バブルの頃を物差しにして、売れなくなったと言ってても始まらないわけですよ。70年代も80年代も、今くらいでしょう。でも、良い音楽は沢山ありましたし、音楽業界の人は生き生きしてましたよ。ま、愚痴も説教もほどほどに、ですが(笑)。
昨日の続きですけど、若い人には恋をしてほしい、っていきなりだけど(笑)。恋せよ若者、ですよ。就職なんか出来なくても恋は出来る、と思いたい(笑)。バブルおっちゃんの若い頃みたいじゃない今時なりの恋だってあるでしょうしね。男の子も女の子も恋をすることで大人になります。
寒かったですねえ。買ったばかりの手袋を落としてしまいました。明日も寒いそうです。昨日の夜は仕事になりました(笑)。代役のスキマスイッチには悪いことをしましたけど。曲ですね。いきものがかりの「コイスルオトメ」かな。代役ご苦労さんでスキマかな。「全力少年」を。自信喪失好きなバブルおっちゃんを尻目に、みんな全力で走ってるわけですね。じゃ、おやすみなさい。
と、書いて一旦電源を切った時に思い出しました。そう、なんか変だったんですよね。こういうことを書こうとしてたんだっけ、と思いながら書いてましたから。いつもそうなんですよ。書きだしてから、書きながら考えてる。
成人の日の「毎日新聞」の社説で拓郎さんの「イメージの詩」が引用されてたんですよ。”古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう”のあそこですね。でも、”フォークミュージックの世界を大きく変えた吉田拓郎さん”とあったわけです。
結局、そう見られているのかなあ、という感じですね。”日本の音楽を大きく変えた”でしょう、と一人で突っ込みを入れてましたが。あれも”バブルおっちゃん”が書いたんでしょうか(笑)。というわけで改めておやすみなさい。