時間、空きましたねえ。あちこちウイークになってましたね。日曜日に「MIND OF MUSIC」のミスチル新作アルバム特集をやってから、そのまま名古屋でいきものがかりのファイナルだったんだ。で、昨日、戻ってきて喫茶店で「K’S」の原稿を書いてたんだ。
こうやって思い出そうとしないと思い出せない。年であります。何から書こうか。今日も、業界の信頼できる方たちとの忘年会的飲み会があって、かなり飲んでますが、まだ指先は大丈夫です。指先がしっかりしてれば頭はガンガンしてても大丈夫であります。
何だっけ、「この指が覚えてる」というセリフは。そう、「伊豆の踊子」だっけ「雪国」だっけ。どっちか。川端康成さん、かなり際どいセリフでしょう、坂崎さん並みね(笑)。「この指が覚えてる」って何を覚えてるんだ。どこを覚えてるんだって突っ込みたくなる。突っ込んだから覚えてるんでしょ、って辞めようね(笑)。
ミスチルのアルバム、良いですねえ発売二日前まで内容が公表されなかった。その意味をはじめ、それぞれの曲をみんなで考えると言う番組でありました。何通りにも読みとれたりするんですよ。正解が一つじゃないのは人生と同じです。
ジャケットのくじらね。「擬態」という曲がありましたからね。クジラに擬態しているということなのかとか。ひとつの曲に対しての答えが他の曲に歌いこまれている。なるほどな、インタビューに答える意味はないかもしれないと思ったりしました。
一緒にしゃべってくれている小島麻子さんが興味深いことを教えてくれました。ツイッターで情報が過多になって開けなくなるときに出るのが、クジラのイラストなんだそうです。あのジャケットにはそういう意味もあるのかもしれない、というようなことで盛り上がりました。
簡単に色んな事が分かり過ぎる。情報が多すぎる。そんなメッセージね。でも、そんな簡単なアルバムじゃないです。ということを書こうとしたんじゃないんだ。いきものがかりのファイナルだ。名古屋ガイシホール三日間公演。完売。立ち見でした。
今年の3月にホールツアーの初日三郷を見た時には、こういう結末が待っているとは思いませんでしたからね。ベストアルバムも120万枚を超えたそうで、嵐を抜きました。去年の12月に出たオリジナル「ハジマリノウタ」もレコ大最優秀アルバム賞を取りました。
こうやって時代が変わってゆくという1年。業界の思惑や予測を時代が追い越して行く、そんな瞬間に立ち会ったツアーだった感じです。来年の春に出るツアーブックに原稿を書きます。これ以上はそこでね。勿体つけるわけじゃなくて、頭がグラグラしてきた。
これ以上書いてると指先も覚えてられなくなる(笑)。ということで寝ます。こんな状態ですからお風呂は入りません(笑)。曲だ。ミスチルかな。いきものがかりかな。1枚目のアルバムの中の曲で、ベストでも聞きごたえを感じさせます。彼らに対しての好感は、この曲と「SAKURA」から始まりました。「タユムコトナキナガレノナカデ」を。じゃ、おやすみなさい。