暑かったですねえ。外の気温だけじゃないです。渋谷のクラブクアトロ、HYのライブでありました。全都道府県ライブハウスツアー、全161本中、52本目と言ってたかな。ライブハウスが暑いのは当たり前でもあるんですが、尋常じゃなかったです。
さすがに人が密集しているフロアには出ないで、最後部の関係者エリアにいたんですが、それでも汗が噴き出してくる。HYのライブは、沖縄のカチャーシーが効果的に取り入れられていてライブハウスでは特にそういう曲が選ばれているんですが、この日も炸裂しておりました。
沖縄的ミクスチャーロックというんでしょうね。”アイヤ、イヤサッサ”という合いの手で盛り上がってゆく様は、本土のバンドにはありません。ほんとにみんな盛り上がってました。ライブハウスですからもっと短いかと思ったらとんでもない。2時間半は優に超えてました。
内容は、ツアーがまだ三文の一しか経ってないわけでばらせませんが、成長ぶりを見せておりました。沖縄について、あんな風に正面から向かうのも初めてでしょう。新作アルバム「ホイッスル」にそういう曲があるからでもあるんでしょうけど、説得力がありました。
沖縄出身のバンドには二つありますね。ひとつは、自分たちのアイデンテイテイとして、一枚のアルバムに、一曲はそういう曲を入れているという人たち。HYはそちらですね。もう一方には、敢えて触れないという人たち。オレンジレンジはそっちでしょう。
根底に流れているものは同じなんだと思いますが。でも、HYは、客席に対しての姿勢がほんとに謙虚です。ホスピタリテイが細やか。それでいてライブは熱い。今年が10周年ということもあるんでしょうね。初期をほうふつとさせる場面も多かったです。
初めて見たのは「STREET STORY」というアルバムが一位になった時かな。川崎のクラブチッタで見たのが最初でした。彼らも”一目ぼれ”バンドでした。ライブハウス161本は、今年のツアーで最多だと思います。
というわけで思ったより遅くなってしまいました。木曜日にGLAYを見に佐渡島に行くことが急きょ決まったんで、今週の予定が大幅変更。明日が大変になってしまいました。佐渡島は、浜田さんのツアーで行って以来、二度目です。交通状況、アクセス、要確認ですね。
というわけで、HYの新作アルバム「Whistle」から「時をこえ」という曲を。じゃ、おやすみなさい。