おう、ニュースみたいだ(笑)。新首相誕生。あの人、ここの選挙区なんですよ。地元っていうわけです。妙なもんですね。よくこういう時、地方の人たちが「おらが国の総理大臣」という誇らしげな顔をしたり、そういう発言をしてますよね。
東京近辺の人間は、そういう地域感覚がうすいですから何となく鼻白んでしまう感じもあったんですが、実際にそうなってみると、こそばゆいものがあるんだなと分かりました。これから地方の人に対して白けたような目で見るのはやめます。
最初の選挙の時だったかな、リヤカーを引いて選挙運動をしてたんじゃないかな。もともと、市川房枝さんの選挙を手伝うところから始まってるんですよね。女性の参政権とか、婦人運動のパイオニアだった人ですね。
誰かが新聞にも書いてましたけど、そういう意味では、日本の歴史の中で初めて自民党じゃない政治家が総理大臣になったということですよ。これは、確かに画期的と言えるんじゃないでしょうか。こっから何が始まるか、ですけどね。
まあ、鳩山さんは、名門の出なわけで、ケネディみたいなもんでしょうから、初めての黒人大統領というアメリカの例に近いのは、菅首相ということになるような気がしますが。どうなるでしょうね。でも、そんなに性急に答えを求めてはいけない気がしますよ。状況は待ったなし、とは言え。
国のかたちを変えようと言うんだから、どうやっても3年や5年はかかるでしょう。全然知りませんが幕末だってそれなりの時間がかかってるんでしょう、って大河ドラマの見過ぎかも(笑)。こんなにちゃんと大河ドラマを見ているのは生まれて初めてであります。
何の話だ。そう、大学の時のゼミの先生というのが市川房枝さんの顧問をしてたんですよ。だからそこに入ったわけではなくて、その時、その先生がアメリカに留学中だったのかな、誰でも入れるというんで、どこでもいいや、という感じで入ったら、そういう人でした。
まあ、あの時代ですから、授業にも出ない、落ちこぼれ学生でしたし、その先生とも15年くらいあってませんが、その頃、「菅君に選挙に出ないかと言ったのは僕だ」という自慢話がありましたって、俺も自慢話してるかな(笑)。ま、そんなことを思い出した、という程度に思ってください。
さて、明日は「J-POPマガジン」、矢沢さんの前編。日曜日の「MIND OF MUSIC」もそうなんですよ。中身は全然違いますけど。「J-POPマガジン」は、森山直太朗さんの「公開スタジオインタビュー」の収録もあります。
ということで、曲です。RADWIMPSの新曲が6月30日に出ます。さっき聞いていたんですが、今日のニュースにぴったり。「マニフェスト」というタイトルで"僕が総理大臣になったら”と始まってます。こういう政治家がいてくれたらな、という感じです。
60年代にエルビスを大統領に、という運動があったんですよ。日本だとどうなんだろう、矢沢永吉を総理大臣に、ということになるのかな。賢明な人ですからやるわけないでしょうが。じゃ、RADWIMPSの「マニフェスト」を、じゃ、おやすみなさい。