前にも書きましたっけ、大昔、ラジオ関東という、今はラジオニッポンという放送局で、そういうタイトルの帯番組があったんですよね。しゃべり手は放送作家の前田武彦さんでした。20分ベルトだったのかな。こじゃれたトーク番組で好きでした。そういうのをやってみたいですね。
という話じゃなくて、韓流ですよ。業界にファンが多い。特に30代の女性がそうであります。週末に韓国に行って月曜日に帰ってくる。買い物と食べ物、そして、イケメンウオッチというツアーなんだそうです。
韓流アーテイストのコンサートに行ってみないと何とも言えないんですが、女性ばっかりなんですってね。その年齢の大人の女性が行くコンサートが少なくなっているんでしょうか。確かに、30代の男性アーテイストはあんまりいませんよね。
福山君(君じゃないよね、もう)だって40才でしょ。というと年齢の話が多い、とまたお叱りを受けそうですけど。徳永英明さんのアルバムが4週間一位でしたけど、かなり上になりますからね。20代から30代はジャニーズ一色ということになるんでしょうか。
と言ってジャニーズに問題があるとか、そういうことだとは思ってませんが。もし、問題があるとしたら、メディアの方なんでしょうけどね。レコード会社も含めてかな。自力でアーテイストを育てるということを怠ってきたツケなんでしょう。
この間も書きましたけど、スガシカオさんが、今だったらデビューできない、というのもそういう状況を憂いてのことでした。彼は30才になってからのデビューで、今は、そんな年でお金もない新人に機会を与えようという空気は業界にない、と言ってましたからね。
韓流は、そういう受け皿になってるんでしょうね。基本的なことを言えば、そういう文化交流は素晴らしいことだし、一昔前みたいな差別的なものの見方がなくなっていることは喜ばしいことではあるんでしょうけど、それだけでは済まされない気もするわけです。
ポップミュージックはその国の文化や人々の意識を反映している音楽なんだとしたら、どういう風に考えれば良いんだろう。韓流アーテイストが日本語で歌えば、それもJ-POPと言って良いわけですが、そこまでの歌があるだろうか、とも思うわけです。
まあ、ブームというのはいつの時代もあるわけで、新しいものは、そうやって消費されることで定着したり淘汰されたりもするわけで、韓流から何が生まれるかは、この先十年くらいのテーマになっッてゆくんでしょうけどね。と思えば、なかなか面白い現象ということにもなりますね。
と、話が落ち着いた感じかな。どうなのかな。ま、45分で考えられるのはこの程度であります。ということで、曲ですね。朝鮮半島、大事にならないことを願いつつ「イムジン河」を。じゃ、おやすみなさい。