サムシング・ブルー。ブルーは青、じゃないっす。青色の何か、とは訳さない。Blueは、憂鬱というような意味であります。ちょっぴり憂鬱。昔、Elvisの歌にそういうタイトルの曲があって、「何となく憂鬱だ」という日本題がついておりました。
中学・高校はエルビス少年でしたからね、英語の成績は結構良かったんですよ。ポップスの歌詞が役に立ちました。僕の英語の教師はElvisでしたとかっていうとかっこいいか。最近またエルビスが聞きたくなってます。高校の時はエルが、とか言ってましたけど。
何だろうな、やっぱり10代の時に聞いていた音楽に帰るんでしょうか。今、40代から50代にかけての人が一番多感な時に拓郎さんたちを聞いていたようなもんでしょうね。僕らは、あの頃、50年代から60年代の初めての頃の音楽ということになるんでしょう。
どっかブルーなんですよねえ。すっきりしない。ギスギスする。思うように行かない。気持ちが通じ合わない。ロックンロールが恋しくなる。ポルノグラフィテイのNHKホール。良かったですよ。晴一さんが「ロックンロールは好きかい?」と叫んでおりました。
そのセリフが似合ったのは浜田さんでありますね。「ロックロールは好きかい?」。”かい?”でちょっと声が高くなったりする感じでしたけど。ポルノは今回のアルバムからセルフプロデユースで、ツアーも、二人のプランなんでしょうね、ロックしてました。
そう、今日のメインテーマはこの後なんだ。時間があるかな。寝る前45分ですからね。足りなかったらまた明日だ。韓流ですよ。ポルノのライブで久々にあった30代(かな)の女性ライターが、今や、音楽より韓流の方が忙しいというわけです。
そう思って周りを見ると、30代の女性のかなりの割合で韓流なんですね。彼女たちがこぞって言うのが、韓国の男性の方が中身がある、なんですよ。しっかりしているとか、頼りがいがあるとか、表現はそれぞれなんですが、裏を返せば日本の男性が魅力がないということですよね。
以前は韓流というと、ヨン様おっかけのおばさまたちという感じでしたけど、今や違いますね。東方神起にしても歌はうまいですし。日本のアイドルよりも歌唱力のある人が多い。韓流ファンの女性たちは音楽じゃなくて役者でも良いわけですし。持って行かれますよ。
J-POPの危機かなあとか思いながら雨の中を帰ってきたわけですが。確かにねえ。しっかりしないとねえ。そういう意味でもポルノのライブは頼もしかったですが。ということで、ポルノグラフィテイの新作アルバム「∠TORIGGER」は、J-ROCKの力作です。その中の一曲目、「RECIEVER」を。じゃ、おやすみなさい。