753ね、575じゅないですよ。子供のお祝い。我が家の子供たちもやっとそんな年齢になりましたっていうのは嘘ですが(笑)。昨日、日曜日にオフクロの実家があった船橋のお寺に行って時のことであります。
彼女の兄弟、僕から言うとおじさんか。その人の納骨があったわけです。「BAYFM」を終えてそのまま船橋に直行したんですが、そのお寺が古いんですね。江戸時代か、もっと前から続いている。東京は関東大震災があったりして、いったん焼けているんですけど、船橋はそういう時がない。
つまり過去帳とかも残っているわけですよ。おふくろの実家の過去帳も天保時代まで書いてあるんです。で、住職さんが、それを見ながら、その頃の話をしてくれたんですよ。昔の過去帳には子供が多い、”童子””童女”というのが並んでいる、子供の死亡率が高かったというんですね。
753というのは、そんな時代にここまで大きくなりました、というお披露目でありお祝いだったという話を聞いた、というそれだけのことですって、尻つぼみだね(笑)。尻つぼみ、どんなつぼみでしょうか。つぼみのような穴はありますがって、いかんねえ、オールナイトの影響だ(笑)。
放送中、聞きながらです。思いがけない公開放送でしたね。いきなり外でやっているのは驚きましたけど、日比谷公園でしたか。あの二人が日比谷公園の片隅でマイクを持って話しているのは目立つでしょうね。でも、船橋という街は変わりましたねって、そこで戻るか(笑)。
僕は小学校二年までしか船橋にはいないんですが、夢の中にその頃の街の様子は結構出てきますよ。実は、小児結核というやつで小学校一年生の半分学校に行ってなかったりして、街を歩き回ったりという活発な子供じゃなかったんですけどね。その分、反対に印象が濃いのかもしれない。
戦後すぐも子供の病気は多かったんですよ。拓郎さんも、小学校の時、気管支炎とか身体が弱くてあんまり学校に行ってないでしょう。そういう時代だったわけですね。団塊の世代というのは、そういう経験もある世代ですね。
何だか、子供話になってますね。昨日原稿があって寝てしまったんで、書いてみただけですが、こういう話になるとは思わなかった。そう、この「オールナイト」が始まる前、美空ひばりの映画「東京キッド」を見ていたんですよ。DVDになってるんですよねえ。
水曜日のNHK文化センターでの”講座”に使おうかなと思ったんですね。「戦後日本とJ-POP」ですから。その一回目「「戦争を知らない子供たち」と「東京キッド」~焼け跡と歌謡曲」。「東京キッド」には当時の東京が出てきます。公園の土管に住んでる子供もいました。
そんな話から始まることになりますね。言いかえれば「J-POPで辿る戦後若者文化史」ということになると思います。そうだ、「観客ゼロ」は免れそうです(笑)。高い”受講料”恐縮です。1万5千円ですからねえ。一回だけの”受講”も可能になっているそうですよ。
というわけで。曲ですね。やっぱり「東京キッド」でしょう。ひばりさん。J-POP最初の女王は彼女ですよ。美空ひばりを演歌の女王にしたのは誰だ、というテーマも出るんじゃないでしょうか。明日は、スガシカオさんと9mm Parabellum Bulletteの取材です。じゃ、おやすみなさい。