長いタイトルだ(笑)。やってますねえ。観客数111人。女性が多かったようですね。それもかなり若そう、これはスタッフが気を使ったんでしょうね(笑)。でも、スタジオでやってるのとはやはり違いますね。聴き手を意識してるというのかな。拓郎さんは生き生きしてる。ライブの感覚に近いのかもしれません。
人前に出た時の本能というんでしょうか。目の前にいる人の表情や反応があると自然に変わってくる。ライブアーテイストなんでしょう。公開放送の狙いはそこにあるんでしょうけどね。あ、「オールナイトニッポン」であります。初の公開放送をやってます。しかも今日は誕生日。ケーキも出たようですね。ま、そんなラジオを聴きながらですが。
週末、なかなかハードでありました。先週も書きましたけど、aikoさんの特集の準備にてこずったんですよ。でも、オンエアは面白かったですよ。アルバム「BABY」を順にかけて、この曲はどういうことを歌っているのか検証してゆくという特集でした。
なるほどなあ、というアルバムでした。シングルになった「戻れない明日」という曲のタイトルが象徴してますけど、一曲の中に”昨日・今日・明日”が、巧みに歌いこまれている。ひとつの恋の記憶が、それぞれの角度で描かれている。
だって「戻れない明日」ですよ。ふつうは「戻れない昨日」でしょう。”昨日”じゃ当たり前だということもあるんでしょうけど。迎えたくても迎えられない明日と戻れない過去。何重にも屈折したせつなさという感じが聴きごたえでした。
彼女は10年以上活動していて一枚もベスト盤がないわけで、オリジナルに全精力を注ぎ込んでいる。しかも真似の出来ないこだわりの音作りを続けている。というような再発見も交えての特集はほんとに面白かったです。
インタビューじゃあんな話は聞いてもしてくれないでしょうから、むしろない方が濃い番組が出来るということになったんじゃないでしょうか。で、aikoさんの特集の後、JUJUのインタビュー。これも面白かったであります。
アルバム「JUJU」についてなんですが、彼女の会話のテンポはニューヨーカーな感じで、打てば響く。早いんですよ。ポンポンと転がってゆく。やりとりを楽しめるインタビューというのは多くないですよ。緊張感も多少ありましたけど。姉御っぽい感じもしますしね。
で、今日はBUMP OF CHICKEN。「J-POPマガジン」の方ですね。この間の「B・PASS」とは違う感じでした。彼らも分かってますからね。雑誌よりも軽い。聞いていて楽しいというインタビュー。それにしても4月14日発売の新曲の「Happy」は、名曲です。
これで一段落な感じです。「最後の旅」がゲラになるのは少し先でしょうし、まとまった原稿がないんで気持ちも楽ですし。人にも会えるし、片づけも出来る(ほんとかな)。パソコンを買い替えようかなとか、春物の洋服を買おうかなとかね。メジャーリーグも始まりました。春であります。
え、18才がいるって、いきなり番組に反応だ(笑)。拓郎さん、今日で64才。18才の何倍になるの(笑)。でも、何歳になっても、その人の中には、少年や少女、18才の頃とかの自分はいるんですよ。僕の中にもいますからね、18才の頃や20才の自分が。
だから、その年代のアーテイストの音楽を聞いても違和感がないんでしょうし。良い曲とか感動的な曲というのは、自分の中の忘れかけていたその頃を呼び覚ましてくれる曲でもあるんじゃないかなと思います。BUMPの「Happy」というのはそういう曲ですよ。
公開のせいもあるんだろうな、今日は下ネタが少ない、と思っていたら、やっぱりそこに行ったね、陰のうだって(笑)。お、ミュージックトライアウト。今日はリスナーと参加者が審査員だ。面白いや。この番組のスタッフは冴えてるなあ。
でも、楽しそうだな。楽しそうな拓郎さんは空気を明るくしますね。色んな事を忘れさせてくる。この公開放送が、次に人前に出る一歩になることを願います。そうか、この後にこの会場で歌ったんだよね。聞きたかった人、多いでしょうね。ま、期待しましょう。
やった、「母に捧げるバラード」だ!笑った、ひっくり返りました、って聞いてない人には何だか分からないでしょうけど。この番組の「ミュージックトライアウト」というコーナーに応募してきた人のお母さんから来ていた手紙を紹介したわけですが、坂崎さんがその手紙をギターの伴奏で紹介していて「母に捧げるバラード」を歌った、という場面でありました。
この番組、聴取率良かったそうですけど、当然でしょうね。いや、面白い。ということで、曲ですね。拓郎さん64才、「いくつになってもHappy Birthday」を。じゃ、おやすみなさい。