脱稿です。脱腸じゃないっす。ダッコでもない。誰でしたっけね。聖子さんか「ダッコ」は。脱肛というとまた意味が違ってくる。日本語が面白いね。ひとまず脱肛、って全然話が変わってきますからね。原稿を書き終えるという意味っす。
何で”脱”というんだろう。終稿とか、了稿とかありそうですけど。昔の作家にとっては、”脱”だったんでしょうね。踏ん張ってひねり出していた。詰まっていたものが押し出された。あるいは、ようやくその状態を脱出出来た。こっちかな。
もう少し早く終わるつもりだったんですが。書き終えて公開放送にお邪魔出来たらなと思ってたんですが、昨日も原稿を書いてましたよ。見てしまうと、そっちに頭が行ってしまって、今書いていることのリアリテイがなくなってしまう気がしたんですね。
一年前の出来事よりも今の出来事の方が戦列なのは当然で、構成を変えようとか思うと、泥沼になりますし。ともかく、去年のことに決着をつけることが自分の役割かなと思った次第です。で、じっと我慢の子で、今日、大阪のことを書き終えました。
本編はこれでひとまず終わり。後、年末に行ったインタビューのまとめを入れるだけです。原稿用紙にして何枚くらいかなあ。600枚はとうに行ってるでしょうね。400頁くらいになるのかな。でも、不思議なもんで、結局、何も書けてないんじゃないかという脅迫観念にとらわれるんですよ。
今は、妙な空白感もありますけど、もう少しするとそうなるでしょうね。これで良かったんだろうか、的なほろ苦さ。早く次のモードに行かないと反動が来そうで怖いです。拓郎さんはもう次のモードにとっくに行ってますけどね。
ということで寒いです。何だろう、この寒さは。寒の戻り。僕らは感の鈍り。鈍りっぱなしです。スタジオ鈍りとか言ったりして(笑)。「猫の恩返し」だ。あのアニメは好きでしたよ。そう、猫話を何とかしないと。「最後の旅」が一段落したら、まずそれかな。
3月30日は美也子の命日ですし。それまでに話がまとまればなんて言うのは全然夢物語でしたね。まだ何のアクションも起こしてません。ごめんね、美也子。というわけで、ちょっぴり肩の荷が降りつつではありますが、インタビューのまとめをしないとね。
曲だ。「猫の恩返し」の主題歌。あの曲、好きなんですよねえ。つじあやのさん「風になる」。ひょうひょうとしてほんとに風のような女性です。桜の花の下で「風になりたい」。こっちはTHE BOOMだ。でも、今日はあやのさん。じゃ、おやすみなさい。