吉田拓郎・最後の旅。

　あーあ、書いてしまった。これでもう逃げられません（笑）。逃げようと思ったわけではないんですが、どうしようという感じがずっとしていて、書けないかもしれないなあ、という感じになってました。ああいう形でツアーが終わってしまいましたからね、そのまま形にすることに踏み切れなかったという状態でした。

　自分の中でもやっといろんなことに整理がついてきた感じですね。ともかくもう一度向き合ってみようというのかな。体調も昨日、今日と大丈夫でしたし、天気も良かったですしね。そう、天気は重要なんですよ。あの9月初めの湿っぽい袋小路みたいな天気は駄目でした。

　秋バテ、という言葉があるんですってね。僕の周りでは今年からポピュラーになった印象です。今年は特に、そういう体調の人が多いみたいですよ。夏は冷房とかで何とか乗り切っても、秋になって力尽きてしまう。夏の反動が来る。夏バテから秋バテへ、流行は変わってゆきますって、ファッションか（笑）。

　何だっけ、話は。そう、向き合うんだ。ツアー中に取材した素材とかも全部そのままになってましたからね。ようやく整理し始めるという段階ですけど。時間はかかりそうですけど、何とか形にしようと思い始めました。もちろんまだ、どうなるかも見えてませんが。素材を整理しながら考えます。

　昨日の矢沢さんは、圧巻でしたよ。スーパースターというのはああいう人を言うんでしょうね。60歳。還暦。日本にもそういう年齢で頑張っている人たちが出てくる。目標がミックジャガーではなくなってくるわけです。もっと身近にお手本が出てくる。これも新しい時代でしょう。

　そう、ゲストに氷室さんとヒロト、マーシーが出たんですね。本編最後の「黒く塗れ」で、三人が登場して一緒に歌いました。ビックリサプライズでありました。来週のウオーターエイドが楽しみです。今日の曲は、これですね。正確には昨日の曲ですが。矢沢さんで「黒く塗れ」を。じゃ、おやすみなさい。明日も晴れますよう。