すごいタイトルですよねえ。「週刊文春」ですけど。思わず買ってしまいました(呆)。らりぴーかあ、という感じでした。ラリルという言葉がどっかなつかしい感じもしたんですね。なつかしい、は誤解を招くな。でも、70年代に「あいつ、ラりってるぜ」みたいな言い方はありましたからね。
それにしても、あっちを見てもこっちを見ても彼女の話ばっかり。と思いつつついつい気になってしまうのは、それだけ驚きも大きかったということでしょうね。今日なんか「女性セブン」まで買ってしまいましたよ。
週刊誌もワイドショーも張り切ってますねえ。ここぞとばっかり掘り返している感じ。まあ、落差があまりに激しかったし、これまで虚像の片棒を担がされてきた、裏切られた感じもあるんでしょうね。反動ね。ぶちまけてますよね。
でもなあ、やり過ぎな気もしてきてますね。誰だって人に言いたくないこともあるし、今まで隠してきたことがこんなにさらけ出されるのもたまらないでしょうけど、しょうがないのかな。事が事だけにね。こういう世の中だし。
泉谷さんはなんて言ってるのかなって、いきなりですけど(笑)。いつだっけ、90年代の初めかな。ドラッグのことをギャグにして歌ってましたからね。もちろん、肯定するわけじゃなくて、そういう風潮であるとかをブラックユーモアにしてたわけですが。
微妙な話になってますね(笑)。ただ、言えるのは、どうやって断ち切らせるかなわけですから、やった人を糾弾して抹殺することだけでは解決しない気もするわけです。彼女はどうなって行くんだろうと思いますね。ロック歌手になればいいのかな。ジャニスみたいなシンガーになるかな。
いい年をしてそういうものに頼らないと生きてゆけないというのは言語道断ではあるわけですけど、ミュージシャンもいますからねえ。だからと言って、その人たちの作品も抹殺してしまえば良いとは思わないわけです、ってこれも語弊があるかな。
罪を憎んで人を憎まず、という言葉がありますけど、罪を憎んで作品を憎まず、というのかな。以前も、某ミュージシャンがそうなったときに、そんなコメントを出したこともありましたけど。早く足を洗ってほしいですよ。それにしても、清純派でしたからねえ。猟奇的すぎますね。
話が際どいな。この辺でやめましょうね。でも、なんだか泉谷さんが聞きたくなってますね。というわけで、泉谷さんだ。彼女の人生は重かったんだろうなあ。過去から逃げたかったんでしょうけど、逃げ切れなかったということでしょうか。
泉谷さんの「陽が沈むころに」を。”過去から逃げるほど、ぼくの人生は重くない”と歌ってます。明日も夏らしい一日になりそうです。もうちょっと夏でいてほしい。じゃ、おやすみなさい。