いきなりですよねえ。いくら夏休みだと言っても、世界一周出来る人はそういませんよ。昔、そういう映画があったんですね。誰が出ていたかも忘れてしまいました。その映画主題歌があったんですよ。演奏は誰だったかも忘れてしまいました。忘れていることばっかりだね(笑)。
夜、ひとりで近所のそばやというのかな、うどんやさんのような和食屋でビールを飲みながらぼーっと食事をしていた時に店内のBGMで流れてきたわけです。何だろうな、妙にしんみりというか、じんわりというか、懐かしいというか、しみじみしてしまいました。
流れてきたのはインストでしたけど、歌詞があったんですね。”アラウンド・ザ・ワールド・アイ・ケプトなんとかかんとか”だったかな。歌詞の中にニューヨークだロンドンだ、パリだという地名が出てきて、最後は、でも、結局は、あなたのいるところが僕の世界なんだ、というような内容でした。
高校生の時に、ノートに英語の歌詞を書いたりしていて、その中にあったんですよ。そういう年代なんですね。キングコールの「慕情」とかね。プラターズの「煙が目にしみる」とか、いわゆるスタンダード曲です。そういう曲が身近にあった時代なんですよ。
夕方、打ち合わせが二件あって、近所まで来てくれたりして、その流れで友人と飯でも食おうと言ってて、彼が体調不良で来られなくなって、そんなぼーっと一人ビールになってしまったんですが。でも、あの頃の映画音楽って、妙にしんみり来るのはなぜでしょう、ってお前だけだよね(笑)。
ま、いいや、「80日間世界一周」。のりぴーは、そんな高跳び旅行に出ているかもしれませんって、強引な展開だ(笑)。でも、びっくりでした。事実は小説より奇なり。まあ、パブリックイメージというのはそんなもんなのかもしれませんよ。でも、アイドルファンにはつらいでしょうねえ。
ということで、明日は矢沢さんの後編。そして、THE ALFEEの最後の夏ライブ一日目。雨が心配です。曲ですね。「80日間世界一周」じゃなくて、やっぱりTHE ALFEEかな。星空は見えるでしょうか。「星空のデイスタンス」を。じゃ、お休みなさい。