今日も海でした。逗子の海岸にあるライブハウス「音霊seastudio」というところでスタレビがライブをやるというので見に行きました。今週の「J-POPマガジン」は60分の増刊号があるんですが、そこで「スタレビ@音霊seastudio」をやります。
音霊スタジオというのはキマグレンの二人がやっている夏季限定のライブハウスです。今年は5周年ということで73日間連続ライブというものすごい企画を展開していて、スタレビもその一環でした。先週は小田さんも出てましたね。建物に入り切らない千人ほどの人が砂浜に集まって聞いてたんだそうです。
建物と言っても屋根のある駐車場みたいな感じかな。もう少しライブハウスぽいか。でも、足元は砂だし、壁と屋根の間が空いていて、そこから波の音が聞こえるし、まさに”オン・ザ・ビーチ”。素敵な空間でした。日本にもこういう場所ができたんだなという感じでした。
インタビューの時間はそんなに長い時間じゃなくて、本番前はほとんど海を見ていたわけですが、房総の海とはまた一味違う印象でした。平日のせいか、そんなに家族づれも少なくて、ちょうどいい静けさでしたね。何だろうな、江ノ島とかとは違う風格みたいな風情も感じました。
天気もあったんでしょうね。曇り空が良かったですね。大人の海という感じ。逗子ならではということになるんでしょうか。キマグレンのクレイさんにもコメントをもらいました。海と音楽。ああやって一日中海を見なが暮らせたらいいなあと思います。でも、そういう日はきっと来ないんだろうな。
逗子の海というと誰だろう。ユーミンかな。一昨年のアルバム「A GIRL IN SUMMER」は、そういう感じの海が舞台でした。スピッツには「海を見に行こう」というストレートなタイトルもありますよ。でも、森田童子の「海を見たいと思った」という曲も捨てがたいです。
森田童子、という人は、ふっと出てくるんですよねえ、って何だかお化けみたいですが(笑)。心の隙間に時折顔を出します。いるんですよねえ、ひっそりと。誰の心の中にも無人の海が眠っているように、無言でうつむいている彼女がいます。じゃ、森田童子で「海を見たいと思った」。おやすみなさい。
そうだ、川村かおりさんがなくなりました。90年代初めのガールロックのシーンではパンキッシュな存在感を発揮してました。何度かインタビューしてますね。乳がんでした。公表もしていて、先日、渋谷ccレモンホールのライブをやってばかりでした。
そのライブの時にもう転移していて、最後の力を振り絞ったということだったんでしょうね。38歳でした。デビュー当時に会っただけで、今年の5月に出したアルバム「K」を「毎日新聞」の「今月の3枚」に選んだことがせめてものエールでした。合掌です。ご冥福を祈ります。