田家秀樹ブログ・新・猫の散歩
2024-03-14T18:23:17+09:00
takehideki
最新情報や日記
Excite Blog
明日は大滝さんとみゆきさん。
http://takehideki.exblog.jp/29956867/
2024-03-13T00:04:00+09:00
2024-03-14T18:23:17+09:00
2024-03-13T00:04:24+09:00
takehideki
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前半二週は3月21日に出るアルバム「EACH TIME 40th Anniversary Editon」の全曲紹介。やはり評論家の能地祐子さんに来て頂きました。大滝さん最後のオリジナルアルバム。これまでに曲順が何度も変わったという数奇なアルバムですね。
大滝さんはマニアックな研究家が一番多いアーテイストかもしれません。能地さんの女性的な情緒的な感性に基づいた全曲解説は一味違ったんじゃないでしょうか。後半の二週は様相がかなり変わります。これぞ大滝詠一というコアな特集。
去年、大滝詠一「NOVELTY SONG BOOK」「NIAGARA ONDO BOOK」という二枚組のアルバムが出てるんです。一週ずつのその特集。全部で30曲あるんで全曲とはいきませんけど、湯浅さんに選んで頂きました。
彼はアルバムの解説も書いてます。2014年に出た雑誌「レコードコレクターズ」の「大滝詠一 Talkin'g about NIAGARA」の萩原健太さんと彼の二人でインタビューしてました。NIAGARA関係はほとんど彼でした。
NIAGARAというのは大滝さんが発足したプライベートレーベル。彼は作詞作曲、編曲、ミキシングだけじゃなくスタジオも自分で作って原盤制作や管理も全部自分でやっていたという前例のない完全主義者なんですね。
はっぴえいんど解散後、ソロになって81年に「ロングバケーション」が出るまではそこでの活動がほぼ全て。アルバムを12枚かな。その一連の作品が「NOVELTY SONG」。つまり、リズムを主体にした遊び心に富んだ音楽。
メロデイーや言葉の意味よりともかく遊ぶ。クレージーキャッツを更に音楽的に突き詰めたようなバラエテイ。でも、全く売れなかったんです。それでも作り続けた音源が膨大に残ってる。そういう作品を集めたアルバムですね。
湯浅さんはお前は昔から存じ上げていてお会いするのは初めて。大滝さんのアシスタントをしていたという関係。幻の名盤解放同盟というマニアックの権化のような集団も組んでました。色々教えてもらいます。
で、夜がみゆきさんの国際フォーラム。会うと言えば会うか。顔は合わせませんけど、客席からは見るわけですからね。5月にライブが終わってからどこかで書くことになるでしょうし。心構えをね。と一気に書いたら頭がガンガン(笑)。寝ます。
曲ですね。大滝さんがクレージーキャッツとやっている奇想天外な曲を。「新五万節」。”飲んだビールが5万本”というあれ。元の歌詞でやってました。じゃ、お休みなさい。
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雑誌「B・PASS ALL AREA」、浜田省吾さん「ON THE ROAD2023」ライブレポート送稿。
http://takehideki.exblog.jp/29951652/
2024-03-10T23:24:00+09:00
2024-03-11T00:00:44+09:00
2024-03-10T23:24:07+09:00
takehideki
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シンコーミュージックの雑誌「B・PASS ALL AREA」に載せる浜田さんのツアー「ON THE ROAD2023・Welcome back to The Rock Show”Youth in The JUKEBOX”」のレポート原稿。さっき送稿しました。
もう何度も書いている雑誌なんで勝手は分かってるんですが、今回は表紙巻頭ではななくて本文中の読み物。でも、文字量は一昨年から去年にかけてのホールツアーと同じくらい。かなり読みでがあると思います。
文字量は変わらないのにかかる時間はどんどん長くなる。これはもう一重に老いです、っておいおい、ですけど(笑)。言葉が出てこない。さっき見た資料を何度も見直さないと頭に入らない。自分の反応の鈍さにいらいらする。
言ってもしょうがないんですけどね。でも、勢いで書けない分、原稿が丁寧になってる気もするんですよ。一言に意味を感じながら書いたりしてる。意味を「持たせ」ようとしてると言った方がいいかもしれません。
自分で言ってもしょうがないですけど(笑)。どんな風にお読み頂けるか。今までのレポートと違う点も多々あると思いますよ。それもこれもあのツアーが考えれば考えるほど色んなストーリーが織り込まれてることに気づかされるからなんです。
オープニングからエンデイングまで繋がっている。なぜこの曲だったのかという必然性が見えて来る。一見、思いもかけなかった意外性もある。そこにもちゃんと理由がある。こんなに作りこまれたステージは初めてじゃないかと思えました。
ツアードキュメントではなく全くのライブレポート。文字数約18000字。400字原稿用紙にして45枚かな。かなりの深読み原稿。こういう聴き方もあるんだ、と思って頂けると嬉しいです。発売は4月の連休前だと思います。
ソニーの新人コンベンションもBEGINの島袋優さんの初ソロライブも面白かったですが、その話はまたいつか。といううわけで曲ですね。浜田さんのツアーの最後の曲「君が人生の時」を。じゃ、お休みなさい。
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「80年代音楽ノート」、3月26日発売決定。
http://takehideki.exblog.jp/29923601/
2024-03-01T21:32:00+09:00
2024-03-02T14:12:17+09:00
2024-03-01T21:32:57+09:00
takehideki
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発売元はホーム社という集英社のグループ会社なんですが、集英社のホームページに載ってます。連載の書籍化ですし100回のテーマもそのままなのですが、新聞記事は文字数が多くないんで、かなり書き加えてます。
新聞と違うのはSpotifyと連動していることかな。僕は思いつかなかったんですが、編集の人が話をしてくれれて、それぞれの回で取り上げている曲をSpotifyで聞けるようになってるんですよ。「聴きながら読むか、読みながら聴くか」という形ですね。
お値段は1870円。税込みです。今、情報にお金を払うという習慣がなくなってるんで高いと思わるのかもしれませんが、そこはもう沢山の人に読まれるといいなとしか言えないです。最近目につく80年代ものとは違う読み物にはなってると思います。
集英社のホームページはこちらです。
80年代音楽ノート/田家 秀樹 | 集英社 ― SHUEISHA ―
予約、宜しくお願いします!
というわけで曲ですね。一回目の曲を。甲斐バンド「100万ドルナイト」。79年大晦日の話から始まってます。じゃ、お休みなさい。
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番組放送開始10周年、3月の特集は「大滝詠一」。
http://takehideki.exblog.jp/29918695/
2024-02-28T23:13:00+09:00
2024-02-28T23:15:14+09:00
2024-02-28T23:13:49+09:00
takehideki
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もう何度も書いてますけど、「J-POP LEGEND CAFE」は、去年の4月にそれまで続いていた「J-POP LEGEND FORUM」のタイトルを変えてリニューアルしたものなんですね。前の番組が始まったのが2014年の4月。特集が大滝さんでした。
彼がなくなったのが2013年の12月30日。その前に清志郎さんとか加藤和彦さんにこともありました。僕らと同じ時代を過ごしてきた人たちがいきなりいなくなる。そういう人たちをちゃんと語れる番組をやらなければ、ということで始まったんです。
アーテイスト本人が登場しないのに一人のアーテイストを一か月も特集する1時間番組はありえなかったですからね。でも、なくなった方なわけで本人は不在でやらざるをえない。それでもやりましょう、と言ってくれたのがFM COCOLOでした。
そこから始まって今年で10周年。アルバム「EACH TIME」は40周年。区切りの意味もあって改めて大滝さんの特集を、という一か月です。今日、収録したのは前半の二週。「EACH TIME 40th Anniversary Editon」の全曲紹介。
ゲストは評論家の能地祐子さん。なぜ彼女にお願いしたかというと、「EACH TIME」は2014年に「30周年盤」が出ました。その時に作られた「EACH TIMES」というプロモーションの「新聞」に彼女が書いた文章が素晴らしかったからですね。
「EACH TIME」は、1981年の大ヒットアルバム「LONG VACATION」の後のアルバムなんですが、「ロンバケ」がアメリカンポップスへの愛着が詰めこまれたリゾートアルバムだったのと全く様相が違いました。
当時は、繊細で淡泊な印象があって、どこか地味にも思えた。でも、彼女が書いていた文章はそういう印象を覆してくれた。彼女の言葉を使えばいかに「数奇な運命」のとともにあったか、「劇的な円環」の中にあったかを気づかせてくれたんです。
例えば、あのアルバムはこれまで3回かな、曲順の違うものが発売されている。曲順が違うことで全く違うアルバムに聞こえる。しかも40周年盤は、そのどれとも同じじゃなかった。順番だけじゃなく数も増えたり減ったり長さも変わっている。
彼女は「水のようなアルバム」と例えてたんです。大滝さんのアルバムをそういう情緒的な表現で例えている文章にあまりお目にかかったことがなかったのと、その表現があのアルバムを見事に言い当てている気がしたんですね。
いうまでもなく彼女のご主人は評論家の萩原健太さん。大滝さんが最も信頼していた評論家の一人でしょう。でも、「EACH TIME」については能地さんの話をお聞きしたかった。そういう番組になりました。
今回の40周年盤には未発表曲が入ってたりして、今までと全く違って聞こえる。新しい聴き方が出来る。その入り口になると思います。後半の二週はまだこれからですが、萩原さんと並んで近しかった評論家、湯浅学さんがゲストです。
アルバムは去年発売の「Novelty Song Book」「NIAGARA ONDO BOOK」。僕も勉強します。というわけで、アルバム「EACH TIME」から「木の葉のスケッチ」。切ない曲だなあと改めて思いました。じゃ、お休みなさい。
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今頃ですが、初MONGOL800、渋谷公会堂。
http://takehideki.exblog.jp/29915856/
2024-02-27T23:06:00+09:00
2024-02-28T22:27:37+09:00
2024-02-27T23:06:59+09:00
takehideki
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一重にこちらの怠慢なんです。こまめにスケジュールをチェックしてそれなりのお願いをすればいいわけですが、ついつい、という感じで今になってしまいました。ま、そんな言い訳をしてどうなる、ですけど、良かったです。
ホーンも入って思ったより厚みのあるバンドサウンドとダンサーの「粒さん」。陽気なサービス精神と人柄がにじみ出てる。大らかで素朴で温かい。8ビートもレゲエともチャーューシーが一体になって盛り上がるお祭り感。楽しかったです。
あれは意図的とか演出でとかじゃないんでしょうね。自然にそうなってゆく。沖縄というのがそういう島なんでしょう。生活と音楽が一体になっている。「南の風」が吹いている。コンサートの特別感と日常感が一緒になっている。
そういうライブの大らかさとキヨサクさんの声が合ってる。あの大きさというのかな。古いファンはご存じでしょうけど、つのだひろさんのような黒っぽい太さがありつつ湿っぽくない。乾いているけど艶もある。身体も大きい(笑)。
書きながら思ったんですが、そうか、つのださんというより西岡恭蔵さんかな。あの人の「サーカスはピエロに」みたいな乾いた哀愁ですね。ぼうようとしていて繊細。ビート系のバンドにはああいうヴォーカリストはいないでしょう。
彼らを初めて意識したのは御多分に漏れず2001年のアルバム「MESSAGE」ですね。ジャケットに沖縄の生活ぶりを記録した写真が使われていたり「沖縄の日常」があった。BEGINが今みたいに「島唄」を広める前ですからね。
70年代の「紫」が象徴する「基地のロック」とも学生運動の流れの中にあるように思えた「沖縄フォーク村」とも違う。喜納昌吉さんのチャンプルーズのようなミクスチャーでもないバンドサウンド。新鮮でした。
と言っても今頃ですからね、大きな声では言えません。それとは別のソングライターのキヨサクさんに惹かれてました。JUJUの「ブーケ」が彼の詩曲だと知った時は驚きました。その後の「アンテイーク」もそうですね。
JUJUだけではなくJ-POPのラブバラードの中の名曲です。もちろんバンドでそういう曲はやりませんけど、「小さな恋の歌」のシンプルさと人懐っこい切なさもそういう懐の深さあってこそじゃないでしょうか。あの曲の大合唱は泣けます。
というほどよく知ってるわけじゃないんでこの辺でやめますが(笑)。この間書いた島袋優さんのアルバムにも「シージャーGOGO」という曲を提供してました。こちらはMONGOL800そのものでしたけどね。沖縄の風。気持ちいいです。
というわけで、曲ですね。MONGOL800「OKINAWA CALLINNG」を。じゃ、お休みなさい。
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BEGIN、島袋優さんのソロアルバム「55rpm」。
http://takehideki.exblog.jp/29905839/
2024-02-23T23:19:00+09:00
2024-02-23T23:19:08+09:00
2024-02-23T23:19:08+09:00
takehideki
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BEGINの取材はデビューしてすぐ。近年はアルバムごとに話を聞いてもいます。彼らは大抵、メンバー3人の取材というのが多かった。キーボードの等さんはソロアルバムを出してるんで彼だけのインタビューはありましたけど、優さんだけは初めてですね。
何で今まで出さなかったのか。避けていた、というのが彼らしかったですね。元々、歌うという志向はなかった人ですし、石垣島から上京してきたのも東京造形大学に入りたいという美術志望。音楽は栄昇さんに誘われたからでした。
自分が歌ったりしていいんだろうか、というのも彼の性格を物語ってますね。一般的に言ってギタリストというのは自己顕示欲が強い人が多い。自分のソロプレイに対しては他の楽器の人とは違うこだわりを持っている。そういう感じじゃないです。
初めてのアルバムはそういうアルバムでしたね。ORANGE RANGEのメンバーに勧められなかったらやってない、という話もしてました。オレンジレンジはもちろん、沖縄のミュージシャン勢ぞろいという顔ぶれが参加してました。
モンゴル800やKiroro、かりゆし58はじめ石垣島、沖縄本島、宮古島の出身のミュージシャンやラッパー。伝説のバンド、紫のメンバーの息子さんとか。世代を超えてつながっている。今、彼がソロアルバムを出すことの意味が形になってました。
BEGINは今は島唄の継承者として知られてますが、もともとはブルースが下地になったバンドでしたからね。デビューアルバムのタイトルは「音楽旅団」。ロサンジェルス録音。試行錯誤を重ねて2000年を迎える頃に島唄にたどり着いたんですね。
そういう元々のBEGINの色んな要素が優さんの音楽の中にあって、それを親交のあるミュージシャンが形にしているというアルバムのようにも思えました。「55rpm」というのは55歳という意味です。ジャケットも自分で描いてます。
実は、引っ越しの片づけでBEGINがデビューした時にレコード会社が作った小冊子が出てきたんですよ。ペーパーバック形式で130頁。「FIRST Album・音楽旅団・6-23 RELEASE COMING SOON」と書かれている「プレ・ストーリー」。
つまり、デビュー前の3人のことが書かれてるんですが、優さんは「美術系の大学に進むためにデッサンの勉強を始めた」とか「あこがれのアーテイストはペン・シャーンとピカソ」とか書いてありました。
上京してからも「上野の美術館にモジリアーニを見に行った」「ラフォーレにウオーホール展を見に行った」とありました。でも、造形大は不合格、やはり受験に失敗して予備校通いをしていた栄昇さんが優さん、等さんと誘ったのが始まりですね。
デビューの時の小冊子ですからまさか34年も経って読まれるとは思いもしないで書かれている。スタジオに持って行ったら本人も「持ってない」と言ってました。レコード会社のスタッフも今、あるかなあ、と言ってました。
もし、美術の学校に入っていたらBEGINも55歳のソロアルバムは当然、ありえなかった。そんなことが妙に実感されたインタビューでした。この引っ越しで色んなものを捨てましたけど、時間が経って値打ちが出るものもあったでしょう。
でも、その頃はもういないでしょうからね。いい時期だったんじゃないかと思います。というわけで曲ですね。優さんのヒット曲「海の声」のアルバムバージョン「Mighty Crown Reggae Rimix ver」。沖縄行きたい。じゃ、お休みなさい。
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PANTAさん、追悼月間、無事収録。
http://takehideki.exblog.jp/29898338/
2024-02-21T23:42:00+09:00
2024-02-22T13:27:26+09:00
2024-02-21T23:42:52+09:00
takehideki
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一週目が頭脳警察の盟友、TOSHIさんと最後のアルバム「東京オオカミ」のデイレクターでこの10年のマネジメントも兼ねていて闘病の時も一番身近でケアをしていた田原章雄さん。二週目が、ビクターの担当だった高垣健さん。
高垣さんはサザンを世に送り出した人として伝説化してますが、デイレクターとして最初の担当が頭脳警察を解散してソロになったばかりのPANTAさんだったんです。デイレクターとしての一から教えくれた先生がPANTAさんだったと言ってました。
3週目はライターの志田歩さん。雑誌「ミュージックマガジン」の「特別追悼増刊号」になくなった後の去年の9月1日のお別れライブと新作アルバム、鈴木慶一さんと組んだPANTA&HALについて長文のドキュメントを書かれてます。
彼は玉置浩二さんを書いた本「玉置浩二・幸せになるために生まれてきたんだから」やロックバンド、The Foolsを書いた「The Fools Mr・ロックンロールフリーダム」という評判のノンフィクションで知られてます。
高校時代に一番のめり込んでいたのがPANTAさんが鈴木慶一さんと組んだバンド、PANTA&HALだったという1961年生れ。その世代から見たPANTAさん、頭脳警察について語ってくれました。「過激とは何か」という話が面白かったです。
PANTAさんが何を貫こうとしていたのか、音楽に何を託そうとしていたのか。世界史や現代史、日本史に至るまで滅ぼされたり抹殺されてきた人たちの埋もれたエピソードを音楽にしようとしていたという人並外れた表現欲としての「過激さ」という分析でした。
で、最後の週は今のバンドのメンバー、キーボードのおおくぼけいさんとサックスの竹内理恵さん。2019年に組んだ「頭脳警察50周年バンド」がきっかけという新しい世代。二人が新作アルバム「東京オオカミ」を遺作ではなく「始まりのアルバム」といのが印象的でした。
7人組メンバーの中には90年代生れもいますからね。僕らが聞いていても今が一番充実していると思える。なぜそうなっているかが若い二人の口から語られました。PANTAさんがいかに音楽に情熱を燃やしていたか。
過激派バンドとか政治的に偏っているとか、そういう切り口がいかに一面的か、もちろん、正義感は人一倍強い人でしたし、歯に衣を着せぬ作品が多かったのは事実ですけど、それだけじゃなかった。そこで終わっていなかった。
その中で彼がなぜめげずに創作意欲を持ち続けて来れたのかが伝わるのではないでしょうか。懐古的追悼番組にならずに済んだと思ってます。ゲストの方々、ありがとうございました。肩の荷が下りました。
引っ越しは終わりましたけど、どこに何があるか分からない状態は変わりません。むしろ慣れない分、ひどいかもしれないです(笑)。というわけで曲です。頭脳警察のアルバム「東京オオカミ」から「タンゴ・グラチア」。初のタンゴです。
「グラチア」というのは明智光秀の娘でキリスト教徒だった細川ガラシアのことで「隠れキリシタン」がテーマなんだそうです。知りませんでした。そういう歴史に精通した人でした。じゃ。おやすみなさい。
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「ママ大熱演!史上最大カバーの宴~スナックJUJU・東京ドーム開店~」
http://takehideki.exblog.jp/29885730/
2024-02-18T00:20:00+09:00
2024-02-18T00:20:17+09:00
2024-02-18T00:20:17+09:00
takehideki
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コンサートの正式なタイトルは「ジュジュ苑スーパーライブ・スナックJUJU 東京ドーム店」。サブタイトルはもっと長くて「ママがJUJU20周年を盛大にお祝い!!一夜限りの大人の歌謡祭」。盛り上がってました。ママさん渾身の大熱演でした。
「JUJU苑」というのは2008年から彼女がやってるカバーコンサート。その中の一つとして2016年に代々木国立第一競技場で「スナックJUJU」一号店が開店。本体のJUJUではやれないような身軽さと遊び心で回を重ねるごとに人気度が沸騰。
去年はついに47全都道府県に「開店」。その締めくくりとなったのが「史上最大のスナック・東京ドーム店開店」でした。ステージでは「水道橋店」と言ってました(笑)。チケットはすぐに売り切れ。それも高い席から売れていったそうです。
だって、アリーナの最前ブロックは白いクロスがかかったテーブル席ですからね。巨大なデイナーショーという感じもありました。でも、スナックですからね、そういう気取ったところは皆無。3時間20分、壮大で盛大、圧巻の歌いっぷりでした。
設定が「歌好きなスナックのママさん」。アルコールOKのお客さんのあしらいも堂に入ったもので和気あいあい。ゲストに鈴木雅之さん、NOKKOさん、小田和正さんも登場。彼らにも「ママさん」としての会話。サービス精神が徹底してました。
選曲も「スナックメニュー」ですから明菜やアンルイス、梓みちよ、工藤静香にちあきなおみなどカラオケの定番曲。ユーミンのカバーは人気コーナー。子供の頃から歌っていたりいつか歌いたいと思っていたような曲ばかり。
お客さんと一緒に歌うのも「スナック」ならでは。ゲストの人たちとも一緒に「ロンリーチャップリン」や「Maybe Tommorow」「ラブストーリーは突然に」をデユエットする。「夢のスナック」そのものでしょう。
照明も特効もド派手で効果的。テレビじゃ味わえないスケールはまさに東京ドーム。センターステージもありました。アンコールは「ママさん」じゃなくて「JUJU」が「お礼」もかねて登場、自分の曲を歌いましたけど本編はオリジナル曲なしです。
東京ドームでのカバーのコンサートは初めてでしょう。徹底した遊び心と音楽の質に対してのプロ根性に貫かれた大熱演。オリジナルに対しての真摯な敬意も溢れている。ともすれば安易になりがちな「カバー」の概念を覆してました。
でも、これは「前祝い」ということですからね。「20周年イヤー」はここから始まる。次に何が待っているのか。ジャズもオリジナルも待ってるんでしょう。前例なき女性シンガーを強烈に印象付けました。
というわけで、曲です。NOKKOさんと歌った「Maybe Tomorrow」を。じゃ、お休みなさい。
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無事終わりました。
http://takehideki.exblog.jp/29876638/
2024-02-14T22:40:00+09:00
2024-02-14T22:40:15+09:00
2024-02-14T22:40:15+09:00
takehideki
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片づけを始めたのが去年の秋なんで半年近く、ともかく35年分、もっとあるか。仕事関係のものだけじゃないですからね。オフクロが残してくれていた僕の小学校や中学校の成績表とか作文とか写真も押し入れの奥の段ボールから出てきたりね。
こんなものが何で今頃出てくるんだ、というようなものばかりがまとめて出てくる。捨てるに捨てられない。色んな意味で自分のこれまでの全ての時間と向き合わされる感じでした。嫌でも考えさせられることばかり。
手紙や日記が出てくるのはやっぱり感慨深いですよね。高校や大学の時につきあっていた女の子からの手紙とかね。出てくる出てくる。女性遍歴、というほどの経験はないですけど、懐古モードにはなりました。
それも「紙」の良さなんでしょうね。デジタル時代にはそういう記録ややりとりがハードデイスクの中にあるでしょうから。捨てるとか捨てないというようなことで悩んだりもしないんでしょう。
引っ越しというのは、家を変わるだけじゃない自分の過去を清算することなんだなと実感しました。あれだけ振り返るともう淡々とするしかない。気分的にも身軽になった感じです。終わってから仕事場の机で1時間、寝てました。
77歳の新しい春。残り時間は多くないですけど、何かが変わりそうな気がしてます。昔の友達に会いたい。フリーランスは友達が少ないんですけど、元気でやっている人と会っておきたい。これも今までになかった気分ですね。
というわけで、お騒がせしました。曲ですね。3月からスタートする槇原さんのツアーの案内が来てました。90年代の曲をやるんだそうです。94年のアルバム「PHARMACY」の中の曲「東京DAYS」を。こんなに一杯ゴミ出しをしたのは生まれて初めてでした(笑)。じゃ、お休みなさい。
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明日は黒猫同盟。
http://takehideki.exblog.jp/29869419/
2024-02-12T22:09:00+09:00
2024-02-14T12:14:02+09:00
2024-02-12T22:09:16+09:00
takehideki
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もちろんご存じの方もいらっしゃるでしょうけど、上田ケンジさんと小泉今日子さんのユニット。プロデユースと歌が小泉さんで詞曲や演奏を上田さんという関係です。お二人とも同学年。それぞれに輝かしいキャリアがあります。
小泉さん、キョンキョンはいうまでもないですね。最近はプロデユーサーとして演劇を手掛けたり他の人のコンサートを演出したり、自分の制作会社も発足しました。読書家としても知られていて、読売新聞かな、書評を担当したこともあります。
上田さんは元ピローズ、その後は、ゆずや長渕さん、加藤いづみさん、色んな人のプロデユースをしたりミュージシャンとして参加したり、自分のレーベルも持ってますね。お互いが猫の里親をやっているということがその名前になったそうです。
小泉さんは「ぐーぐーだって猫である」という映画にも出てましたよね。アルバムも黒猫がテーマ。猫のファンタジー。肩の力が抜けていて猫が外国のどこかの港町を散歩してるみたいな風通しのいいアルバムになってます。
小泉さんは、前作、と言っても10年以上前のアルバム「Koizumi Chansonnier」の時にもゲストに来て頂いてるんですが、時間が経ってますからね。お聞きしたいことは色々ありますし。今日はその予習でした。
そんなことしてる場合か、とか言ってる場合でもないんですけどね(笑)。曲の合間に段ボールを開けたり資料を見たりという落ち着かない一日。残されたのは明日だけ。仕事場の方はかなり片付いてカミさんの机が来ても大丈夫にはなりました。
と言っても家にあるCDが入った段ボールが20箱近くくるわけで、またまだ段ボールに囲まれることにはなるんですが、とりあえず入るようにはなった感じです。インタビューが終わったら明日は前の家に行って散乱したゴミの片づけです。
幸い、明日、明後日は春の陽気なんだそうです。雪だけは勘弁、という感じでしたからね。頑張ります(笑)。というわけで曲です。黒猫同盟「東の島に猫がいた、Vol3」。キョンキョン流の反戦歌です。じゃ、お休みなさい。
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またまた延期のお引越し。
http://takehideki.exblog.jp/29851577/
2024-02-05T22:36:00+09:00
2024-02-05T22:37:18+09:00
2024-02-05T22:36:35+09:00
takehideki
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何が終わらないか。たとえば段ボールの中の資料やビデオテープ。クリアファイルごと捨てると持って行ってくれないんで、一枚一枚出して分別しないといけない。ビデオテープもテープ本体は不燃ごみでケースはプラごみとかね。
非売品のテープばっかりですから、再生されないように一本ずつ鋏を入れて切るわけです。何本やったでしょうね。ともかく35年分、その前から持ってきていたものもあるんでもっとでしょう。1000本はあったかもしれません。鋏で腱鞘炎になってます。
まとめて廃品整理業者にお願いすれば、とよく言われるんですけど、それが出来れば苦労しません(笑)。おまけに息子が残していったものもある。捨てようものなら何を言われるか分からない。仕分けに来いと言ってもなしのつぶてとかね。
愚痴を言い出せばきりがない。一重に生来のいい加減さ故ですから、自分で受け止めるしかない。合間に仕事もするわけですし。先週からは氷室さんの35周年5枚組映像ボックス「QUOD ERAT DEMONSTRANDUM」も見ました。
氷室さんのファンクラブの機関誌「KING SWING」であの映像の感想を何人かが書くという記事のためですね。5枚で10時間ちかい集大成映像。面白かったです。久々に氷室さんのカッコよさを堪能しました。
ホーム社から出る「80年代音楽ノート」のゲラも見ました。作家の重松清さんが推薦コメントを下さるそうです。それらの話はまた機会を改めますが、片付けがはかどらないわけです。でも、もう待ったなしです(汗)。
雪、すごいです。駅の近くに越してきて良かったとしみじみ思います。こんなに積もったら前の家には帰れないでしょう。明日、仕事場に行けるかどうかですね。というわけで、くれぐれもお足もとにご注意を。
曲ですね。雪の歌。はっぴえんどの「しんしんしん」を。埃で汚れた都会の雪の歌です。じゃ、お休みなさい。
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2月の特集は「PANTA追悼」。
http://takehideki.exblog.jp/29838513/
2024-01-31T22:44:00+09:00
2024-02-01T10:15:12+09:00
2024-01-31T22:44:06+09:00
takehideki
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FM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」の2月の特集ですね。去年の7月に
73歳の生涯を終えた不屈のロッカー、2月5日に頭脳警察のアルバム「東京オオカミ」が出ます。追悼のコンピレーションアルバムじゃない真っ新な新作です。
肺がんの闘病中だった去年、奇跡的に体力が回復した時期があって、その間の一か月で集中的に歌入れしたという文字通りの遺作。今まで聞けなかった新しい音楽にも取り組んでます。最後まで音楽に情熱を注いでいた表れの一枚です。
2019年にやはり頭脳警察の新作「乱破(らっぱ)」が出た時にFM NACK5の「J-POP TALKIN’」でインタビューしたんですが、その時にも「曲は沢山あるしやりたいことは山ほどある」と言われてましたからね。
PANTAさんは「過激なロッカー」として名を轟かせてますが、音楽はもちろん絵画や文学、古典や歴史にも精通している。クラシックにも造詣が深い。でも、そういうペダンティックな面は見せませんね。
2月は4週あります。頭脳警察時代、ソロになってから、彼とかかわりの深かった人たちをゲストに50年余りの軌跡と彼の人となり、そして日本のロックの中での存在価値みたいなものを辿って行こうという4週です。
先日一週目を収録したのですが、ゲストは高校時代からの知り合いで頭脳警察の盟友、ドラマー、パーカッショニストのTOSHIさん、サポート役としてアルバム「東京オオカミ」のデイレクター、この10年のマネジメントもやっている田原章雄さん。
そういう限られた時間の中でどんなやりとりがあって、それぞれの曲がどういう背景で生まれたかは田原さんじゃないと知りようがないわけで、旧知の友人ならではの話と一番近くで接していた人ならではの話が聞けました。
PANTAさん、個人的な親近感があるんです。発売中止になった頭脳警察のファーストアルバム「Ⅰ」に入っている「戦争しか知らない子供たち」の詞を書いたのは学生時代に芝居をやっていて後に脚本家になった友人なんです。
「戦争を知らない子供たち」のパロデイみたいな歌ではありますけど、「戦争」というのはデモに明け暮れていたあの頃の学生の日々なんですね。呑気に「戦争を知らない」と言ってられるのか、という当時の時代の気分ですね。
頭脳警察は、そういう時代のヒーローだった。でも、それがパブリックイメージになって本来やりたい音楽が出来なくなってしまった。そういう葛藤の中でどこにも媚びることなく自分の正義を全うした不屈のロッカーでした。
彼のことやあの頃のことを語れる人もどんどん少なくなってます。この番組がやるべきことだろうな、と思いつつの4週になりそうです。もっと早く書こうと思ったのですが、ともかく寝る、という夜なんですね。
引っ越しは後半戦が6日。住居は移転したんですけど、仕事場に持ってゆくのが残ってます。家財道具じゃなくてCDや雑誌、DVD、諸々の資料ばっかり。自分で見ないと分からない。業者さんを呼んで持って行ってもらう、ということが出来ない。
何十年も開けてない段ボールの中のものを一つ一つ分けてゆく。もう気が遠くなりそうです(笑)。というわけで、頭脳警察の「東京オオカミ」から「絶景かな」。PANTAの遺書みたいだ、とTOSHIさんが言ってました。じゃ、お休みなさい。
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明日は、林部智史さん。
http://takehideki.exblog.jp/29832029/
2024-01-25T22:55:00+09:00
2024-01-26T12:53:21+09:00
2024-01-25T22:55:43+09:00
takehideki
未分類
「J-POP TALKIN’」のことは最近、触れてませんね。今年最初のゲスト、いきものがかりの時は書いたかな。その後、小山田荘平さん、ヒグチアイさんと個性的なシンガーソングライターが続いてました。
二人とも派手じゃないけどちゃんと自分の歌いたいことを形にしている。あ、今週と来週のゲスト、ヒグチアイさんは、一昨年アニメ「進撃の巨人」のテーマ「悪魔の子」が海外120か国のitune J-POPチャートで一位を記録してますから、派手か(笑)。
でも、彼女の本質は女性の気持ちを歌にすることに長けている点ですから、ヒットしたと言ってアニメソングだけで語ることは出来ませんね。特に今日発売になった5枚目のアルバム「未成線上」は、彼女の色んな面を表現した力作です。
「未成線」というのは鉄道用語で途中までで作られてその先が出来なかった線路のことなんだそうです。自分の音楽人生のこの先を歌おうとしてるアルバムでした。エキセントリックな女性のわがままといじらしさの描き方が実に巧みです。
という流れの中で林部智史さん。「泣き歌の貴公子」と呼ばれている人。今年34歳かな。まだ若いのに人生の儚さや人の出会いと別れの愛おしさを歌える数少ないシンガーですね。あんなに脆く美しい声の男性は他に見当たりません。
彼の活動はオリジナル作品と別にカバーのシリーズもあって「琴線歌」というのはその一つですね。ポップスだけじゃなく童謡や唱歌も含めた「琴線」を揺らす歌。「叙情歌」というのもそんな呼び方ですね。
先日出たのはそのシリーズの5作目。そんなに出てるんだ、と思いました。今までは「季節感」がテーマで選ばれた曲が入ってましたけど、今回のテーマは「旅路」。彼は歌を歌って行こうと決めたのが礼文島の民宿で働いている時だったんですね。
親元を離れて旅の日々を送っていた中で出会った友人に「歌手になるべきだ」と勧められて上京、コンテストやオーデイションで苦い思いをしてデビューしたという苦労人。そういう旅を経験した人だからこその選曲が光ってます。
92年のあんべ光俊さんが歌った「イーハトーヴの風」とか森高千里さんの「渡良瀬橋」とか、谷村さんの「三都物語」、さださんの「精霊流し」に混じって「椰子の実」とか「琵琶湖周遊の歌」とか、沖縄民謡の「芭蕉布」とかね。
彼が詩曲を書いたオリジナルも2曲ありました。しかも全曲がピアノと歌だけ。潔いいくらいの「歌」だけの世界。流行も時代性も超えている。それだけ「声」と「歌」に自信があるんでしょうね。
YOASOBI、ADO、新しい学校のリーダーズなどのトレンドメーカーたちの歌とは違う時間が流れている。「旅路感」に溢れてます。ポップミュージックというのはいつの時代も「旬」が面白いわけですが、それだけじゃなと思えるアルバム。
そういう曲はもう他の人に任せようかな、みたいな気になっている新春でありますって、どっか気取ってるか(笑)。というわけで林部智史さんの「イーハトーヴの風」。よく見つけてきたなあ。あんべさん、岩手出身です。じゃ、お休みなさい。
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中島みゆきさん、東京国際フォーラム、瀬尾さんの言葉どおりでした。
http://takehideki.exblog.jp/29828103/
2024-01-22T22:34:00+09:00
2024-01-22T22:34:32+09:00
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takehideki
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2020年2月26日、8本目公演の大阪フェステイバルホールを最後にコロナ禍でその後の日程がキャンセル。そのまま幻のラストツアーになってから丸4年。「帰ってきたみゆきさん」の姿に出会えました。
で、瀬尾さんの言葉ですよ。ライブは5月まで毎月行われるんですね。まだ始まったばかり。当然、内容には触れません。でも。FM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」の1月の特集がみゆきさんなんです。
例によって本人が出演するわけではなく、瀬尾さんによるアルバム「singles」の全曲の解説だったんですね。4週間だったんで、今日が最後かな。さっき終わりましたね。で、その中でライブについても話してくれたんです。
と言っても、収録したのが年末ぎりぎり。1月1日が一週目ですから、そんなに詳しいことを話せるわけもなく毎週、少しずつ触れる、ちょっとだけヒント、という感じでしたけどね。で、彼が言っていたとおりのライブだったんです。当たり前か(笑)。
でも、その中に「絶対、泣くよ」という言葉があったんですね。それはライブの内容についてではなく、こちらの反応も見越しているわけで、そう言われると少し身構えて見たくもなるわけですけど、その通りになってしまったわけです。
どこでそうなったかとか、何でそうなったかは内容に関係してくるので触れませんが。瀬尾さんの言葉は、番組をお聞きの方はご存じでしょうから、書いてしまいますが、「すごいよ」「一本のライブとは思えない内容」ということでした。
それ以上をお知りになりたい方はradicoでぜひ(笑)。1月は5週あるので、来週は1月17日、「singles」と同時発売になったライブアルバム「歌縁」の紹介。こちらは僕一人でやってみようと思ってます。ライブについても触れるつもりです。
というわけで、曲ですね。みゆきさんの新曲「心音」。アルバム「世界が違って見える日」の続編のように思えました。みゆきさんが違って見える曲です。じゃ、お休みなさい。
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”吹~き~飛ばせ~、段ボールだらけの日々を~”。浜田省吾さん、有明アリーナ。
http://takehideki.exblog.jp/29823392/
2024-01-20T22:27:00+09:00
2024-01-21T17:23:29+09:00
2024-01-20T22:27:22+09:00
takehideki
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16日の引っ越しはとりあえず済みました。まだ部屋の中はダンボールだらけ。毎日どこに何が入ってるか分からずに右往左往。中の物を確認してしかべき場所に収納できる日はまだまだ先のようです。
もう一回、ありますからね。この間移したのは生活部分だけ。カミさんは家でオンラインで日本語を教えてるんですが、これまでは家でやってたんです。僕も仕事場と両方を使ってましたけど、新しい部屋はそういう余裕がない。
今までの仕事場を二人で使うことになるわけで、どれを新しい部屋でどれを仕事場に持ってゆくかを分けないといけない。その作業が一番大変でしたね。家にあったCDやDVDも全部仕事場ですからね。そんなに入るのかが定かでない。
つまり、仕事場にそういうスペースを作らないといけないわけで、三か所の断捨離を同時に進めるというのが年末から続いてるんです。次が30日ですからね。その間に番組の収録もある。まだまだ気が抜けません。
という中での昨日でした、って前置きが長い(笑)。本来は去年の11月に行われる予定だったものが、浜田さんの体調で延期になった。その分、ファイナルというお楽しみが増えたことになるわけですが、そういう夜になりました。
どなたもそうだったでしょうけどm今回のツアーは今までの「ON THE ROAD」と全く違う愉しみ方が出来ましたね。それはもちろん、76年から86年までの曲をやるというコンセプトにあったことは言うまでもないですが。
僕もこういう仕事が専門、というか自分の社会的なあり方みたいなものが全く見えてませんでしたからね。こんなことでいいのだろうか、と思いながら、ただ、この人の曲は好きだなとか共感できるよな、と思いながら聴いていた時代。
その10年の間に「ずっと音楽の周辺で生きていきたい」と思うようになるわけで、そこに踏み切らせてくれたのが浜田省吾というアーテイストだったんですね。今回選ばれていたデビューアルバムの中の曲は僕も好きな曲でした。
そういう時代の曲を集めながら、懐古的になってない。選曲の妙でしょう。で、そういう時代の流れの中で今のテーマ性やメッセージを持った曲が選ばれている。まさか今、この年でこの曲を聞けるのか、という驚きが沢山ありました。
今日で終わりだから書いてしまいますが、初日の長野でアンコールのロックンロールメドレーを見た時は目を疑いましたからね。何が起こったんだ、という感じ。今、本気であのメドレーに取り組んだことに敬意を表したいと思いました。
若さに任せて突っ走っていた頃の曲ですよ。体力的にも自信に満ちていた頃の自分と真正面から向き合う。それが「Youth in the JUKE BOX」というテーマのダメ押しのような意味を持ってました。
単に懐かしがってるわけじゃないよ。何が変わって何が変わってないかを証明して見せる、みたいな潔さ。それが唐突に思えなかったのは、「Welcome Back to THE 60's」「70's」「80's」というファンクラブツアーをやってきたからでしょう。
その一つのハイライトが去年の「A PLACE in THE SUN・渚園」の映画化だったんじゃないでしょうか。全部が一つの流れの中にあった。二回目に大阪で見た時に、そのことに気づいて、よく出来てるなあ、と感心した覚えがあります。
というようなことはシンコーミュージックの雑誌「B・PASS ALL AREA」で書こうと思ってます。今までとは違う意味でこんなに書きたくなるツアーがあったでしょうか(笑)。発売は多分、3月の末でしょうね。
有明アリーナ、遠かったです(笑)。東京駅から路線バスに乗ったのですが、銀座四丁目、歌舞伎座、築地、勝鬨橋と観光名所みたいな場所を走ってゆくわけで地元の方と外国人観光客で満員。途中乗れない人もいました。
ダンボールに立ち向かう力も貰えましたし、ずっと会いたかった人にもばったり会えました。となりには沢田研二さんの「TOKIO」を作った有名プロデユサーもいました。彼と一緒に浜田さんの「東京」を聞く日が来るとは夢にも思えませんでした。
あの曲がジュリーの「TOKIO」へのアンチテーゼのような曲だったということは広く知られてますね。東京のど真ん中で聞いたのも忘れらせません。「東京」を。明日はみゆきさんの国際フォーラムです。じゃ、お休みなさい。
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