またしてもでした。すごい雨でしたよねえ。行くときに、東京駅から京浜東北線に乗ったら、駅を出ていきなり急ブレーキみたいに止まってしまったんですよ。何事かと思ったら、しばらくして車内放送で、雨漏りがひどいんで、乗客が非常ボタンを押してしまったんだと判明しました。
雨漏りですよ。東京のど真ん中の電車の車内ですよ。2008年ですよ。戦後まもなくの時代でもないのに。そのくらいに激しい雨だったんですけどね。だって、駅の屋根のあるところから電車に乗る間に、吹き込んだ雨でびしょびしょになるんですから。
と思ったら、帰りも架線トラブルでJRが全面ストップ。家まで二時間。どうなってるんだ、という感じでしたけど、みなさんは大丈夫でしたか。ニュースを見ていたら、下水道工事の人が流されてしまったんですってね。すさまじいです。
もう何度も書いてますけど、ほんとに日本の雨じゃないですよ。ブラジルの熱帯雨林あたりの雨みたい、と言って、行ったことはないですけど。南洋の雨、という感じですよね。下水道にワニがいてもおかしくないでしょう。いますからね、最近は。
TAKUROさんのインタビューは良いインタビューでしたよ。新曲の「紅と黒のMATADORA」「I LOVE YOUをさがしてる」が自信の二曲ということもあるんでしょう。バンドの状態や作家としての新境地。揺るぎない確かさを感じさせるものでした。僕の中ではエポックメイキングなインタビューとなりました。
原稿は、いわゆるオフィシャルというヤツですね。レコード会社の資料やホームページの原稿。雑誌なんかの書き分けということになりますか。書きがいのある二曲です。明日は、「J-POPマガジン」の斉藤和義さんのインタビュー収録です。
斉藤和義さんも気になる存在なんですよねえ。今年が15周年。飄々としたマイペースぶりは、貴重な存在であります。猫の散歩の先輩でもありますしね。猫話に終わらないように気をつけましょう(笑)。逢うのは4年ぶりかな。いや、今年の春のライブで逢ってるか。ゆっくり話すのがそれくらいか。
夜、「阿久悠特集」を見てしまいました。一周忌なんですね。早いなあ。僕の好きな「本牧メルヘン」をジェロが歌ってました。あんまりヒットしなかったんで、ああいう番組ではなかなか歌われないんですけど、本人が「気に入っている」って書いてましたからね。
北原ミレイの「懺悔の値打ちもないけれど」に幻の歌詞があった、というのは面白かったですね。主人公が牢屋に入っているというのが当時は問題になって歌われなかったんでしょう。1970年ですからねえ。リアルだったのかもしれません。
と言っても分からないか。学生運動をやっていた人たちの多くが、そういう状態になってましたからね。阿久さんは、だからこそ、そういう詞を書いたんでしょうけど。歌謡界には刺激が強すぎたんでしょうね。でも、あの歌はちょっと重かったな。
ということで、阿久さんの曲かなあ。いや、斉藤和義さんでしょうね。「真夜中のプール」という曲を。夏に聞くと情景感がきれいですよ。浜田さんの「EDGE OF THE KNIFE」みたいな感じかな。校庭のプールに夜中に裸で入る、クアーっ青春!であります。でもな、今はすぐに警察が飛んでくるか。青春も楽じゃないですね(笑)。じゃ、お休みなさい。