はい、大阪です。南船場というところのホテルで書いてます。若干酔ってます。でも、こうやって書けるわけですから、大して酔ってないです、って言い訳がましい(笑)。生ビールを少々と焼酎のロックを二杯か。こうやって覚えているんですから酔っているとは言えないでしょう、というのは一昔前のヨッパライの定義ですね。
BUMPの大阪城ホール。幕張メッセに続くアリーナツアーの二会場目。大阪城ホールのスタンデイングライブは前回もやっていて、それも見に来てましたけど、一回り大きくなった感じです。同じ会場で期間を置いて見るとその辺がよく分かりますね。
演奏も逞しくなってますけど、客席を受け止める度量というんでしょうか。音楽面だけでない精神的なものも含めてそうですね。本当に良いバンドになったなあという実感です。同時に、どんな風になってゆくのだという興味は一層強くなります。
いわゆる産業ロックとは一線を画しつつ、産業ロックよりも商業的な成果を上げる。そういう場所にいますね。詞の内容は中島みゆきさんを思わせるところもありますから。そういう質の音楽は、受け入れられるという例でもあります。
初めて彼らを見たのは「天体観測」という曲が出た後のツアーですから2001年ですか。一目惚れでしたね。いるんですよ、一目惚れバンドというのが。ただ、その時は、もっとがむしゃらな青春バンドかと思っていたんですが、想像を遙かに凌いでました。このバンドはどんな風になってゆくのかなあと思うとなかなか楽しいですよ。
で、終わってから、「B・PASS」の編集長とBUMPをずっと撮っている写真家の古渓さんと食事でした。大阪の和食屋さんは突然入っても裏切られることが少ないです。さっき、ホテルの近くで通りがかりで入ったところもおいしかったです。
ホテルも思ったより良かったり。ま、こういう日は気持ちよく寝られますね。原稿のことも考えない(笑)。明日は明日の花粉が飛ぶ、ですから。あ、片岡義男さんが、赤木圭一郎のことを書いてますね。あの本、面白そうだな。「1960年の拳銃とナントカ」というタイトルでしたけど。ナントカじゃ分からないか(笑)。
何で赤木圭一郎を思い出したかと言うと、「明日は明日の風が吹く」。裕次郎、赤木圭一郎という連想反応でした。酔っぱらってるよね、というべきか、酔っているには正確だよね、というべきか。どっちにしろたいしたことないですが(笑)。
というわけで、なぜか赤木圭一郎を。BUMPはどこに行ったんだ(笑)。何の曲があったっけ。「霧笛が俺を呼んでいる」とか「流転」とかあったな。「友情なんてガキのはしかみてえなもんだぜ」という名セリがある映画は何だっけ。
ま、いいや。曲は思い浮かばないけど「霧笛が俺を呼んでいる」と。どんな曲だったかなあ。やっぱり酔っぱらってるわ(笑)。じゃ、お休みなさい。